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STUDIO

東京のボイトレ講師による発声のヒント

東京(目黒)スタジオのボイストレーナーが、レッスンの現場から発信している発声・歌のヒントです。東京でボイトレ教室をお探しの方は、講師選びの参考にもご覧ください。

275件の投稿 トピック一覧へ

小野貴之 東京スタジオ・

ボイストレーナーとしてとても考えるのがフィードバックについてです。

ボイストレーナーとしてとても考えるのがフィードバックについてです。

運動学習の先生も仰っていた話で、「ひとつのレッスンであまり多くのフィードバックを与えないほうが、たくさんのフィードバックを与えた場合よりも効果があるということがわかっている」。

頻度を下げる、要約する、遅らせるということが学習に有利になるということもいくつもの研究で支持されています。

以前の僕にはとても難しい課題でした。伝えたいことがありすぎて、気づいたものをすぐに直そうとしてしまうのです。

そんな僕も日々成長しながら、今ではまず「生徒の感想を聞く」、そしてこのレッスンで学んでほしいことを絞って伝えるということができるようになってきました。(それでも声の世界は複雑なので、僕自身がシンプルに考えるという課題もまた存在します)

今でもフィードバックの方法については毎日悩みどころです。このクライアントさんの為になっているか、それば"今この場"でどれだけ声がよくなるかではなく、"今後の糧となる"やりとりができているのか。

運動学習の先生の授業を定期的に受けることで新たな視点も持てるようになるし、たくさんのトップティーチャーの教えを学べるのもVTチームの最高なところです。

三浦優子 東京スタジオ・

なぜブレスで肩が上がるのか?

 

ブレスをする時に肩が上がっていると言われた経験のある方、
「肩を上げないようにしなきゃ」
と気をつけていませんか?
 
実は、肩を上げないように意識することが根本的な解決方法とは限りません。
なぜなら、肩が上がるのは原因ではなく結果だからです。
本来、息を吸う時は胸郭(肋骨)が広がることで空気を取り込みます。
しかし胸郭が十分に動いていないと、身体は別の方法で呼吸を助けようとします。
その時に使われやすいのが首や肩の筋肉です。
 
つまり肩が上がっている人は、
「肩を使いたい」のではなく、
「肩を使わないと十分に呼吸ができない状態」
になっている可能性があります。
 
そんな状態で肩だけを無理に下げようとすると、かえって呼吸がしづらくなることもあります。
まずは肩を下げることよりも、胸郭が動きやすい状態を作ることが大切です。
 
おすすめは、
・脇腹を伸ばすストレッチ
・背中を丸めたり広げたりするストレッチ
などで胸郭まわりの動きを引き出してあげること。
 
肩だけを見るのではなく、
「なぜ肩が上がってしまうのか?」
という視点で身体を見てみると、発声改善のヒントが見つかるかもしれません。

金子 恭平 東京スタジオ・

胸で響けば地声なの?

ワークショップや体験レッスンで、よく以下のような説明がされます。
「胸に手を当てて、低い声で『アー』と声を出してみて。胸が振動しているでしょう? それが地声です」

ここで一つ試していただきたいのですが、同じように胸に手を当てて、ささやき声、もしくは裏声で同じ音程を歌ってみてください。

やはり胸が震えていますよね?

そう、この振動は地声とは関係なく、低い音程が引き起こしている共振なのです。

先日、「発声練習の際に体感を頼りにしすぎるのはよくないよ」という話をさせていただきましたが、これも一つの例です。

今回は「強い声門閉鎖が必要なときに弱い閉鎖を許容してしまう」ケースでしたが、逆の場合はどうでしょう。
高音域で、もろい声帯を必要以上に強く合わせてしまうと、炎症や結節のリスクが飛躍的に上がります。
ポリープに至っては特発性のケガのようなもので、たった一度の悪い発声でも生じてしまいます。

振動や体感は便利な指標ですが、ボイストレーニング中はしっかり耳も使いましょうね!

小野貴之 東京スタジオ・

歌の最大の敵は硬直です。

歌の最大の敵は硬直です。
★―――★
今日はスタッカートエクササイズをおすすめします。
硬直。クロールでいえば、バタ足をガチガチで行う状態や、ストローク (手の動き)がガチガチというような。過度に力が入り、動きに制限ができてしまいます。
歌も喉頭周りを固めてしまうことで動きが悪くなり、音の移動に制限ができてしまいます。
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スタッカートで「イ」で弾むようにエクササイズを行いましょう。喉周りの縛りから解放的されることに役立ちます。
「あくまで軽め」に発声します。
「ヒ」と息がたっぷり聴こえてしまう場合は声帯の閉じよりも息が先行しすぎているサイン。
「イ」にエッジがかった音が聴こえる場合、声門閉鎖が強すぎのサインです。
少し息の流れる音が聴こえるような「イ」と「ヒ」の中間くらいで聴こえるように、そして弾みながら次の音に移行してみてください。
最初は↘︎ソファミレド音階で低音域から始めて、喚声点のあたりまでキーチェンジで上昇して、また下降していってみてください。より音階を発展させられる方はいろいろ試してみてくださいね♪

東京スタジオ スタッフ 東京スタジオ・

VT東京スタッフです

🎤

「歌がどうしても一本調子になってしまう……」
これ、もっと「うまくなりたい!!」
と思っている人がぶつかるリアルな壁ですよね。

音程やリズムは合っているのに、なぜか魅力が足りない(涙)

そんな歌声の表現力アップに悩んでいる方に、
ぜひ見てほしいのが東京スタジオ・田栗ななえ先生の動画です!

Superflyの『愛をからだに吹き込んで』を題材に、
単に声を強く押し出すだけではない「魅力的なアクセントのつけ方」を解説しています。

一本調子な歌い方を脱出するための、
具体的な練習ポイントがこちら!

✅️言葉の前に「一瞬低い音」を忍ばせる
強調したい言葉の直前に、あえて1つ下の音をこっそり混ぜることで、声にグッと深みが出ます。

✅️音の移動を「なめらかな坂道」にする
次の音へ向かうときに「カーブ」を描くイメージを持つことで、機械的ではない、心地いいリズム感が生まれます。

✅️少し「抵抗する感覚」で声を引っ張り上げる
すんなり声を出すのではなく、あえて少しねばりをいれることで、エモーショナルな響きになります。

この「音のカーブ」や「ねばり」を意識して練習するだけで、歌声に自然な抑揚が生まれます。

「自分の歌、なんだか平坦でつまらないな……」という方は、ぜひ一度動画をチェックしてみてくださいね!

歌の魅力をグッと引き上げるヒントが掴めますよ!

▶️ 【表現力を劇的に変える】音のカーブとは? / 田栗ななえインストラクター

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■ VT Artist Development(東京) ■
~プロも納得・世界基準のボイトレ~
桜田ヒロキ主催:ハリウッド式ボイストレーニング
対面・オンライン対応

📍 JR目黒駅から徒歩5分/東京都品川区上大崎3-9-17
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金子 恭平 東京スタジオ・

歌における共鳴とは

共鳴というと、「頭頂に声を当てる」「鼻腔に声を響かせる」といったものだと考えている人も多いかと思います。

実際には、共鳴とは「声帯で作られたブザー音が、喉や口を通るあいだに特定の音色に調整される」現象を指します。
人間が口から発する音は必ず何らかの母音を伴うので、「共鳴=音色=母音」と考えることができます。そのため、イタリアオペラやSLS系のメソッドでは母音の管理を徹底するのです。

その際に、副次的に頭蓋骨等に感じる振動が共振です。
これらの言葉をしっかり定義しておきたい理由は、共振(体感)を最優先してボイストレーニングを行ってしまうと、「肝心の共鳴が間違っているのに、体感が合っているから正解とされる」事例が多発するからです。
声帯結節などの致命的な障害につながりかねません。

まずは音色(母音)を第一のターゲットとして発声練習を行い、その際に得られた共振や体感を次回の手がかりとして利用する――このようなトレーニングが望ましいと思います!

桜田ヒロキ 東京スタジオ・

有声破裂音を使ったボイストレーニングは、

有声破裂音を使ったボイストレーニングは、
声門閉鎖が不安定な人に有効なことがあります。

有声破裂音とは、

・BA
・DA
・GA

のように、
声を伴いながら一度口の中で閉鎖を作り、その後に母音へつなげる子音です。

ボイトレでは、

・BA BA BA
・GA GA GA
・BUB BUB BUB
・GUG GUG GUG

のように使うことがあります。

特に、
・声が息っぽくなりやすい人、
・声の立ち上がりが不安定な人
には、有効な場合があります。

ボイストレーニングでは、母音だけで発声するよりも、子音をつけた方が声の入り方を作りやすいことがあります。

有声破裂音では、一度口腔内で閉鎖を作り、その後に母音へ移行します。

このとき、母音の出だしに瞬間的なエネルギーが生まれやすく、声の立ち上がりを助けることがあります。

つまり子音は、単なる発音ではなく、オンセットのデザイナーとして使えます。

研究でも、子音の狭めや閉鎖の度合いによって、発声の強さや声帯接触の状態が変わることが示されています。

つまり、どの子音を使うかによって、その後の母音の出方や、声の立ち上がりが変わる可能性があります。

だから、BAやGAのような有声破裂音を使うことには、単なる経験則だけではなく、音声学的な根拠もあると考えられます。

ポイントは、短く使うことです。

桜田が実際に「ガッガッ」と短く発音したとき、母音の長さを確認すると、おおよそ0.2秒程度でした。

つまり、かなり短い時間の中で、子音から母音への立ち上がりを何度も練習していることになります。

声門閉鎖が不安定な人には、長く伸ばすよりも、短く

・BA BA BA
・GA GA GA
・BUB BUB BUB
・GUG GUG GUG

のように使う方が合う場合があります。

ただし、強くやりすぎると、押しすぎや過緊張につながることもあります。

目的は、強く声帯閉じる事ではなく、安定した声の立ち上がりを作ることです。

小野貴之 東京スタジオ・

ミックスボイスのチェックのひとつとして、[ʌ]母音を「どの音域で…

ミックスボイスのチェックのひとつとして、[ʌ]母音を「どの音域でも」安定して歌えるか試すのはおすすめです。

Cat[æ]:アとエの中間
Spa[ɑ]:大きく開いたア(奥のア)
Sun[ʌ]:アとオの中間
Book[ʊ]:ウ寄り(短いウ)

日本語の「ア」は基本1種類ですが、英語では(どこまでを“ア”と呼ぶかにもよりますが)複数に分かれます。

それぞれの母音には強調されやすい周波数帯(フォルマント)があり、その違いが「母音の聴こえ」に直結します。

[ʌ]が全音域で同じように聴こえるようになると、発声の安定感が出やすいです。

逆に、叫ぶような発声になると[æ]っぽく聴こえやすい。
また、ひっくり返る瞬間に「ウっぽい」「オっぽい」母音に変わっていないかも要チェック。

安定して同じ母音のまま、喚声点(女声:A♭〜B/男声:E♭〜G♭あたり)をまたげるか、ぜひ試してみてください。

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