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小野貴之2026年7月20日 6:25 pm

倍音について、一緒に勉強しましょう!
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「低音は太く、高音は細く聴こえやすい」と感じる理由について。

1つの音の中には、
・いちばん下の「基音」
・その倍の速さ、3倍、4倍...で振動する「倍音」がセットで入っています。

例えば、
A3 (ラ、220Hz)なら
基音:220Hz
第2倍音:440Hz
第3倍音:660Hz
第4倍音:880Hz…
A4 (ラ、440Hz)なら
基音:440Hz
第2倍音:880Hz
第3倍音:1320Hz
第4倍音:1760Hz..
というふうに、「倍音の並び方」そのものは同じルールです。
★―――★
じゃあ、なぜ高音は"細く”、低音は”太く”?
ここからが感覚とのつながりです。
人間の耳は、
だいたい 200Hz~3000Hz あたりの帯域に、「太さ」「存在感」「声っぽさ」を強く感じやすいです。

A3 (220Hz)の倍音たちは、220Hz・440Hz・660Hz・880Hz・ 1100Hz....と、”この帯域”にたくさん並びます。

A4 (440Hz)の倍音たちは、440Hz・880Hz・1320Hz・ 1760Hz・2200Hz....と、スタート地点も全体も、A3より上にシフトしています。
★―――★
つまり、
低い音:「耳が声の太さを感じる帯域」に、倍音がぎゅっと"密集"している→音の芯と厚みが出やすい(=太く聴こえやすい)

高い音:倍音が全体的に上に寄っていき、高域側に"スカッと"伸びていく→キラキラ・シャープに聴こえるが、中低域の"肉付き”は相対的に薄くなる(=細く聴こえやすい)

男性や、女性の低音声種は、このように声が豊かに聴こえる音をたくさん使えるという魅力があります。

女性の高音声種は、使う音域も「細く」聴こえる理由となります。しかし、「細い帯域に輝きを増す」ようなチューニング方法(2500Hz〜4000Hzあたりのブースト)を加えると、細くてもしっかり"鳴る"という声を作ることができるのが、歌のおもしろいところです。

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