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ミックスボイス・高音のボイトレ解説

ミックスボイスの出し方、高音発声、換声点、地声と裏声のつなぎ方について、VTのボイストレーナーが日々のレッスンから発信しているヒントをまとめています。

68件の投稿 トピック一覧へ

金子 恭平 東京スタジオ・

音階を使わない高音練習

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VTのYouTubeチャンネルを遡っていたら、ななえ先生の面白いレクチャー動画を見つけました!

「ミックスボイスを探す際に、あえて音階を使わない」という内容です。

メロディを歌おうとしたときに喉回りがガッチリ固まってしまう人には、特におすすめの方法になります。

さて、肝心のやり方ですが――
遠くの人に呼びかけるように、“Hey!”と叫ぶ。
以上です(笑)。

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金子からの補足アドバイスとしては

・力みが強い人は、思い切ってめちゃくちゃ高い音でやってみる。
・息漏れが多すぎる人は、“Yey!”(イェイ)にしてみる。

といったところです。

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おまけ

・ミックス以前に地声が正しく出ない人の場合は、低めの音で“Ay!”(エイ)と叫ぶ。
・裏声が出ない人は、高い音で“Hoo!”(フー)と叫ぶ。

三浦優子 東京スタジオ・

裏声から地声の切り替え

スタッフちゃんのBeforeでは裏声から地声に戻る時に弱々しくなってしまっています。
高音の裏声から低音の地声に移行する時に弱くなってしまう方は、しっかりと地声に降りれるようなエクササイズを取り入れてみましょう。
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スタッフちゃんと恭平先生のレッスンでは、地声に降りた時に声の深さも作るため「Gi」を使ったエクササイズを行っています。
「Gi」という言葉は喉の位置が高すぎるとアニメっぽい音色に近づいてしまうので、自分で音色を確認することもできますし、
母音が「イ」であることにより、声の深さに意識が向きすぎて舌が奥まってしまうのを防ぐこともできます。
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まずは上から「ド・ソ・ミ・ド」という音階を使って裏声で発声をして滑らかに地声に降りるという決まりを作っています。
次に3つ目の「ミ」で明確に地声を狙うことをしています。
このように明確にすることで、目的がわかりやすいですね◎
いきなり3つ目で地声を狙わず、滑らかに地声に降りることをすることでコントロールの練習にもなっています。
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このように一度エクササイズで調整してから歌に戻ると欲しいパワー感を再現しやすくなるので、ぜひ取り入れてみてくださいね♪

三浦優子 東京スタジオ・

地声強化したい人にオススメ

スタッフちゃんのお悩みは地声をしっかり出したいとのこと。
女性の歌の悩みについてアンケートを取ったところ、この悩みは特に多かったです。
 
ビフォーでもキレイに歌えていますが、もっとかっこよく歌うためにも地声強化は大切になります!
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「あ」と「え」の間で発声をして声門閉鎖の強度を高めています。
このトレーニングではアニメっぽい声になっているので、直接歌声には結びつきません。
ここでの狙いは、声門閉鎖の強度や声と息のバランスを整えることなので、アニメっぽい声での発声時に息が抜けたような声にならないことを特に気をつけます。
口をワイドに開いて「あ」と「え」の間を狙うと息っぽさを減らすことができます!
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これができたら、ここから歌唱で使える声色に戻していきます。
ここでは「え」→「あ」→「ざ」(歌い始めの歌詞)と段階を踏んでいます。
この時、できるだけ声と息のバランスが変わらないようにと意識することで、歌詞になっても、地声が出しやすくなります。
ぜひお試しください。

加藤真太郎 名古屋スタジオ・

低音→高音に入っていくときに、低音で使っているチェストボイス(地…

低音→高音に入っていくときに、低音で使っているチェストボイス(地声)をそのまま持ち上げて高音を歌おうとする方は多いかなと思います。特に1st Bridgeと呼ばれる中高音域のエリア(男性だと高いミ〜ソ、女性であれば高いラ〜ド)であればそれは顕著です。

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このレッスンでは、tuki.さんの晩餐歌をスタッフくんの声の良さが出るようにキーを5つ下げて歌っています。Beforeでは、「最高のフルコース」というフレーズをチェストボイスを持ち上げるように歌っています。キーを下げたことにより、このフレーズの音程がちょうど男性の1st Bridgeのところに差し掛かってくるので、こういう歌い方になりやすいんですね。
このフレーズをtuki.さん本人のように途中でチェストボイス→ファルセットに切り替えて歌いたいということで、ゆうり先生はFO(フォ)という言葉でエクササイズを行っています。Fの子音をくっつけてあげることで声帯間の息の量を増やし、うまく声の力が抜けるように誘導してあげます。
このエクササイズのポイントはバランス良くつながった声で歌うのではなく、逆に低音と高音で差をつけて歌うことにあリます。
上がってくる途中の音を地声で強く歌うことで、あえて上で急に裏声にひっくり返ったように聞かせます。tuki.さんの歌い方を再現するために、普段のレッスンとは少し違ったディレクションをしているのだと思います。

Beforeでは力強いエモーショナルな歌唱、Afterではアーティスト本人のような柔らかく切なさを感じる歌唱。どちらが正解ということはなく、どちらにも良さがあり自分はどう歌いたいのかを考えることが大切なのかなと感じます。

金子 恭平 東京スタジオ・

あなたは「息っぽい裏声」と「息っぽくない裏声」を使い分けていますか?

あなたは「息っぽい裏声」と「息っぽくない裏声」を使い分けていますか?
ファルセットというと囁くような声を想像することが多いですが、実は体質的に不得意な方も一定数いるのです。どれだけ練習しても息っぽい裏声がうまく出せない場合は、声帯同士の合わさりを強めて息っぽくない声にしてしまうのが得策です。
ゆうり先生のレッスン動画を一緒に観ていきましょう!
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Beforeのスタッフちゃんの歌唱では、ファルセット部分が掠れ気味に聞こえますね。彼女は長年歌の訓練をしてきているので声全体がとてもよく発達していますが、唯一息っぽい裏声は苦手なのです。
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<Squeaky Door>
エッジ掛かったハミングで、適度な声門閉鎖を確保しつつ、声道(声帯で作られた原音が増幅される共鳴腔)の形を整えます。ドアが軋むような音をイメージしましょう。
声門を閉じることだけに意識が向きがちですが、実はこれは喉のリラックスを目的としたエクササイズでもあります。
2つ目の音階は「ギャロッピングスケール」といって、助走と跳躍を繰り返すようなリズムで歌います。覚えるのが難しかったら、「長い・短い・短い」の順番で音を追うといいですよ。
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<Nay>
次はSqueaky Doorと同じ息の量でNayで歌ってみます。
ファルセット部分の過剰な息漏れがなくなりました!メロディを歌ってもバッチリですね。
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Afterの歌唱はハリのある良い声になっています。
スタッフちゃんの場合は、裏声部分でもこのくらい声帯を合わせたほうが良いのです。
息っぽい裏声に苦手意識がある方は、この動画のように原曲と違う歌い方を試してみるのも手だと思いますよ!

三浦優子 東京スタジオ・

地声と裏声のばらつきがある人にオススメ

スタッフちゃんとゆうり先生のレッスンでは塔の上のラプンツェルの「自由への扉」を練習しています。
高音ではヒョロヒョロな裏声になってしまい、逆に低音ではウエイトの重い地声になってしまっています。
 
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【裏声から地声へ下降するエクササイズ】
「Wee」という言葉を使い裏声から地声へなめらかにチェンジする練習をしています。
この時のポイントは、地声へ切り替えていく時に声色が急激に変わらないことです。
地声へ下降していくにつれて、舌が奥まってしまったり、口の形が変わっていかないように気をつけましょう。
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【地声から裏声へ上昇するエクササイズ】
裏声から地声で発声した時のクオリティをキープするように上昇するエクササイズを行いましょう。
このように、まずはエクササイズのツールを使って地声と裏声の声の質を統一できるように練習しましょう。
  
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【エクササイズで使った言葉で歌う】
いきなり歌詞に戻してしまうと、母音によってバラつきが出てきてしまったり、チェンジが上手く行かなくなってしまうことがあります。
なのでまずはエクササイズで使った言葉で歌い、地声と裏声のバラつきを防ぎながらスムーズに行き来できているか確認してみましょう!
その後に歌詞に戻して歌うと、歌いやすくなりますよ♪

三浦優子 東京スタジオ・

裏声に逃げない対策

後輩ちゃんと真太郎先生のレッスンでは、ケロっと裏声にひっくり返ってしまう時の対策をしています。
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【Hの子音が入ってしまう】

「君にいま」の「いま」の部分が「ひま」に聴こえています。
これは声帯を閉じる力に対して、息の流れる量が増えてしまっているからです。
このようになるとひっくり返りが起きてします。
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【Gの子音で調整】

Gは声帯を閉じる力を助けてくれる子音なので「いま」を「ぎま」にして練習をしています。
ここで息の抜けすぎを調整しています。
声帯を閉じる力と息の量のバランスを調整することでひっくり返りを防ぐことができます。
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このように濁点をつけて練習することで裏声に逃げずに歌う事ができます。
今回の動画では歌の一部分に「H」が入ってしまっていますが、歌うと全体的に息漏れをしてしまう場合にも応用が効きます!
その場合も、息が漏れてしまうフレーズを濁点をつけて歌い、息の流れを調整してからまた濁点を外して歌ってみてください♪

加藤真太郎 名古屋スタジオ・

陽香先生とスタッフ先輩が絢香さんの名曲「三日月」のレッスンをしています!

陽香先生とスタッフ先輩が絢香さんの名曲「三日月」のレッスンをしています!

【プルチェスト(張り上げ、叫び上げ)】
こちらの動画では、スタッフ先輩がサビの
「そう no more cry〜」のcryの部分を地声で張り上げて歌っています。絢香さん本人はここをファルセット(裏声)で歌っていますよね。楽曲のカバー歌唱において、自分の声の特性を生かすということは非常に重要なことです。しかしある程度原曲にリスペクトを持つという気遣いも必要であり、このフレーズというのは誰もが一度は聞いたことがあると思いますので、この歌唱に違和感を持つ人も少なくないはずです。

【GO 1オクターブ幅+トップで4回リピート】
しかしながらスタッフ先輩、声が非常に高い方です(笑)
cryの音の高さがD5なので、高い声を元々持っている女性からするとこの高さというのは難なく地声で張れてしまいます。
この部分をファルセットに逃してエモさを出していこうという作戦立てから、GOという言葉でエクササイズを行っています。
Gの子音が豊かめな音色になるのを助け、オとウの二重の母音が裏声に声を逃すのを助けます。このエクササイズで声に癖づけを行い歌唱に生かしています。原曲のエモさが再現されていますね!

【まとめ】
このGOを発音するときに注意したいのが、「口を縦に開く」ということです。このように裏声に逃したいフレーズであってもそれが難しいと感じる方の場合、原因として口を横に開けすぎているということが考えられます。オ母音で横に開けすぎるとア母音に寄っていきやすいです。ア母音に寄っているとき人は声を張り上げたくなります。声の特性です。
このエクササイズの中であれば、GO(ゴー)がGA(ガー)に寄っていないか録音して確認しながら練習してあげるのも良いかと思います。
どうしても口を縦に開くのが難しいよという人は、ムンクの叫びみたいに手で頬を押さえながらやるのも良いでしょう。

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