身体を鍛えすぎると歌いづらくなる?
身体を鍛えるトレーニングをしている人で、
・高音になると喉が詰まりやすい
・発声するときに身体に力が入りやすい
・筋肉がついてきたら、以前より声が出しづらくなった
こんな悩みがある人は、身体の使い方に原因があるかもしれません。
身体を鍛えることは、筋力や身体の安定性を高めるうえで大切です。
ただし、筋力をつけることと、身体を適切に使えることは、必ずしもイコールではありません。
身体を鍛えるトレーニングでは、筋肉に力を入れたり、身体を安定させたりする場面が多くあります。
一方、歌うときには、呼吸に関わる筋肉や喉頭周辺の筋肉などが、それぞれの役割を果たしながら協調して働く必要があります。
そのため、トレーニングで身についた力の入れ方によっては、発声時にも必要以上に身体を固めてしまうことがあります。
例えば、腹部を強く固め続けることで呼吸に関わる動きが制限されたり、肩や首に余計な力が入ったり。
こうした身体の使い方が、呼吸と発声の協調に影響し、声の出しづらさにつながる可能性があるのです。
もちろん、身体を鍛えること自体が悪いわけではありません。
大切なのは、鍛えることと、身体を適切に使うことの両方に目を向けること。
身体を鍛えていて、思い当たることがある人は、発声するときの身体の使い方を意識してみてください!