こんにちは!
VTボイストレーナーの三浦優子です。
実は最近、息子の風邪をもらってしまい、鼻が詰まったり、一度咳が出ると止まらないとことが多くあり、発声練習をしていてもすぐに痰が絡むようなガラガラした声になり咳払いをしていました。
桜田インストラクターのレッスンを受けていた時にもすぐガラッとした声になっては咳払いをしての繰り返しだったので、喉に疲労感はなかったのですがボーカルマッサージを15分程してもらいました。
すると声が出やすくなったのはもちろんなのですが、ガラガラ声がなくなったのです!

この「ガラガラ声」は痰が絡んでいるのかと思い、いつもゴホンと咳払いをしていましたが、これは“発声をしている時に必要以上に緊張が入ってしまうため“とのことでした。
これにより声帯の合わさりも変わってしまい「ガラガラ声」になっているようです。
そしてこの現象を喉が「異物」と感じ、咳払いが起きるようです。
“Vocology”と呼ばれる発声に関する研究を進める物理学者・研究者Ingo Tize氏は、 「歌い始めてから咳払いをしてしまう場合で、喉や声帯に痰が絡む事はほとんど観測されなかった」 と言っていたことを教えてもらいました。

この話をしているときに思い出したことがありました。
テーマパークのダンサーをしていた時、MCのオーディションを受けることが度々ありました。
私の番になりいざMCのセリフを言い始めるとだんだんガラガラ声になってしまう事がよくあったのです。
誰がどう聞いてもMCなんてできるような声ではないほどのガラガラ声でした。
その度に、「さっきまで何もなかったのにこのタイミングでどうして痰が絡むの!?」といつも自分に腹が立っていましたが、緊張からきていたのですね。
当時を振り返ってもかなり緊張していた覚えがあるのでこの話を聞いて納得しました。
この頃はまだボイストレーニングも受けていなかったので余計にこのようになってしまったのかもしれません。
今回の話に戻りますが、咳というのは声帯にも負担がかかるので良くありません。
なので咳が続くたびに「また負担がかかっている」と思っていたので、この考えが余計に力みに変わってしまいガラガラ声とて表れてしまったのかもしれません。
このことを知ってからは咳払いをしたくなるような感覚が出てきた時は「いつもより力が入っているだけかも」と思ううようにしたところ、ガラガラ声になったり咳払いすることも一気に減りました。
もし大事な場面で同じようなことが起きてしまう方はぜひ参考にしてみてくださいね。