加藤真太郎2026年8月16日 7:56 am
【簡単に高音を出せてしまう人がいる現実】
僕がボイトレを始めて4〜5年経ったときのこと。
当時の僕は、ある程度長いボイトレ歴はあったものの高音発声に苦しんでおり、
ONE OK ROCKやUVERworldを何とか原曲キーで歌うために、模索をしているという状況でした。
そんなとき、仲間内でカラオケに行った際に1人の子がUVERworldの曲を入れました。
「ほうほうどんなもんか」と思いながら聴いてみると、
──────
めちゃくちゃ上手い。
それはもう本人かと思うくらい上手で、当時の僕は完全に心が打ち砕かれてしまいました。
「あぁ、歌ってやっぱり才能なんだ」
「ボイトレなんて意味ないんだ」
あの日の夜のこと、未だに鮮明に覚えています。
しかし世の中には、声を張るだけで高音が軽々出てしまう方が存在します。
"レッジェーロ"と呼ばれる声種を持った方たちです。
テノールやソプラノといった高音声種から更に高い方を、
"レッジェーロテナー"
"レッジェーロソプラノ"
と呼びます。
──────
レッジェーロとはイタリア語で、「軽く」「軽やかに」という意味を持ちます。
特徴としては、
・高音域が非常に得意
・非常に軽い声で、俊敏な動きに優れる
・明るくクリアな音色
J-Popでは、大森元貴さんや藤原聡さん、幾田りらさんがこれに当たると言えるでしょうか。
もし過去の僕みたいに落ち込んでる人がいたら、現実にこういう声を持った人たちがいるというのも知っておくと良いと思います。
──────
しかし高い声を持った人たちでも、苦労をしていない訳では決してありません。
声を維持するためにはトレーニングが必要ですし、声を開発していった結果レッジェーロだったというケースも全然あります。
声種は、ボイストレーニングをする上で非常に重要です。
声種を間違えてトレーニングしてしまうと、その人が本来持つ声の良さが失われてしまう可能性があります。
自分の声の良さってどこにあるんだろうと考えながら、信頼のできるトレーナーさんとトレーニングしてくださいね!