小野貴之2026年8月11日 8:02 pm
素晴らしい歌手は、母音の微妙な色の違いで表現をしています。
歌において、子音は「言葉の情報」を伝え、母音は「音色」を伝えます。
たとえば「か」「さ」「た」の違いを認識できるのは、子音があるからです。歌詞の意味を明確にし、リズムやニュアンスを生み出すうえでも欠かせません。
一方、実際に音程や響きを保ち、長く伸ばしているのは母音です。
「か」を伸ばして歌うとき、鳴り続けるのは"K”ではなく「あ」です。声の美しさを決めるのは母音なのです。
母音の響きに一貫性があれば、明確に意思を持った"あなたの歌声"となり、言葉が自然に音楽へと乗っていくでしょう。
歌詞をはっきり発音しようとして子音ばかりを強調するとその分母音にとれる時間が短くなり、これは美しさが減るともいえます。母音を長くとることが芸術への第一歩ですし、感情を"母音の微妙な色の違い"で表現できるようにもなっていくでしょう。
「母音が安定しない」→響きがランダムになっている可能性があり、声を覚えてもらうことも難しくなります。
母音の響きは、専門的なトレーニングとあなたの意思で美しくすることができます。あなたの願う音色にしていってくださいね♪ 母音のティーチング。これがハイレベルなボイトレの基準だとも考えます。