小野貴之2026年8月5日 8:34 pm
何としても"正しいこと"を行おうとすると、歌は上手くいかない印象です。
だって正しいことって何?とボイストレーナーの僕が思いますし、"比較的よい発声法"はたしかにありますが、人によって操作してる感覚は違います。
だから、正解を追い求めても歌はよくならないのかなぁと思います。シンガーそれぞれの感覚に委ねられるものが多いからこそ、トレーナーは"危険な発声" "非効率な発声"の兆候を瞬時に見抜き、方向修正を促す能力が必須です。その為に声にまつわる科学を今日も学んでいます。
シンガーに必要なのは感性。そして日々"歌う"ということの解釈について考えること。できれば多少の発声知識。
トレーナーに必要なのは危険察知能力。そして目の前にいる歌手の考えていること、感じていることまで察する力。
性格、考え方、価値観が大きく関係します。僕は、シンガーの声をバキバキに直すということよりも、その人に共感してもらえるボイトレを今は心がけています。もちろんそれをハイレベルに行う努力。そんな日々です。