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TIMELINEタイムライン

山下奈央子2025年3月19日 5:52 pm

【楽曲の研究】
皆さんは楽曲を練習する時、何に気をつけていますか?
プロの歌手は、聞いている人を飽きさせないようにテクニック的な歌い回しをたくさんしています!
同じような技術を習得するためには、完コピの練習がオススメ。
どういうところに注目しているのか解説していきます。

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「ずっと ずっと」は「と」の時にブレッシーな声になっているのが印象的です。
Tは無声子音なので、発音する瞬間は声帯の振動を伴いません。
そうすると歌のフレーズは途切れやすいため、後輩ちゃんはあんまりをTを発音せずに綺麗に繋げて歌ってくれています。
フレーズは繋げたいけど、息の流れは止めたくない。
ということで「と」→「ツォ」してみたというわけです。

「好きな」の音程はC・C・C#です。
力強く歌うにはちょっと高く感じる音程ですが、C#に向かって躍動していっています。
どんな音域であっても固めて歌うとしんどいので、「好き」のCはちょっとstaccatoするイメージでC#に入るとダイナミクスもついて歌いやすいかと思います。

最後の「を」でwをしっかり入れて歌うのは、定番の歌い回しではないでしょうか?
でも、そういう歌い方があるというインプットがないと聞き逃してしまいがち。
これを読んだあなたは今インプット出来たので、意識しながら本家を聞いてみてください^^

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表現力がない、と悩んでいる人の多くが圧倒的インプット不足だと思います。
プロは本当に細かいところまでこだわって歌っているので、時にはすごく集中して曲を聴いてみてくださいね!!

田栗ななえ2025年3月19日 9:59 am

「口を開けましょう!」の『口』ってどう開ける?
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歯医者さんで「口を開けて」と言われたら、唇を大きく開くことをイメージするかもしれません。おそらく、歯医者さんではそれが正解です。

一方、歌を歌うときの「口」はどうでしょうか?

歌でいう「口」は、
・『咽頭(喉)』→『口の中(口腔)』→『唇』
までの一繋がりを指します。
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今回のスタッフちゃんのBeforeでは、口が閉じているように見えるほど開きが狭くなっていました。そうなると、

◼️共鳴する空間が狭くなる
◼️舌の位置が正しく形づくれない

その結果、 声がうまく響かず、言葉が聞き取りにくくなってしまいます。
せっかくの素晴らしい声、しっかり響かせたいですよね!
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◆ゆうこ先生のアドバイス
・奥歯に指をかますようにしながら、口が閉じない状態をキープする。
※ 口を開けたときにできる、顎と顎の間のくぼみを保つイメージ。
※歯と歯の間に適度な空間を作るのもおすすめ。
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Afterでは、声がしっかり響き、言葉もクリアになってます!
口の開け方ひとつで、歌の印象は大きく変わります。ぜひ試してみてくださいね☺︎

三浦優子2025年3月18日 4:28 pm

【上手くいかない時の母音はどうなっている?】
 
高音で怒鳴りがちになる時は、母音に注目してみましょう!
動画のbeforeでは、「into the unknown」の「ノ」の母音が「ア」っぽく聴こえてしまっています。
「ア」という母音は出力される母音でもあるので、怒鳴りがちになる傾向があります。
「口が横に広がってしまっているので、広がらないように」と長谷川先生は指示をしています。
自分では「オ」を出しているつもりでも、無意識に口が横に広がってしまい「ア」に近い母音を発声してしまうこともあるので、鏡を見て口の形を確認するのも良いです!
beforeのなおこ先生の声もしっかり出ていて良いと思いますが、afterで口を縦にしたことで声がまとまって、より良くなっていますね♫
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逆に、高音で張りがなくなってしまう場合には、あえて口を横に開いて「ア」っぽく歌って出力をさせるということも有効です!
いろんなアーティストの曲を耳をそば立てて聴いてみてください。
高音で「オ」を「ア」っぽく歌っていたりなどと、あえてニュートラルな母音で歌っていないケースもあります!
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このように音色のために母音を調整するのはテクニックの1つとして良いですが、意図せずに口が横に開きすぎていたり、口が全然開いていないがために母音が崩れてしまうのは好ましくありません。
まずは上手くいかない部分は口の開け方や母音がどうなっているかをよく聴いて確認してみてくださいね!

金子 恭平2025年3月17日 1:53 pm

【小さな声で高音を習得!】

「自宅で声が出せないんですが、無音でできる練習はありませんか?」

 ボイストレーナーをやっていると、この質問をよくされます。
 答えを言ってしまうと、声を出さずに声を鍛えることは難しいです……。

 ですが、小さな声を使ったエクササイズならございます。

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 発声の問題の多くは、声門閉鎖の加減ができないことで起こります。人それぞれの癖によって、下記の失敗パターンに分かれます。

Pull Chest:地声の張り上げ。声帯を強く合わせすぎている。 

Flip:声の裏返り。ブリッジ(換声点=地声から裏声への切り替わりが起こるエリア)で声帯を合わせておけない。

Light Chest:裏声で低中音を歌う。声帯を合わせられていない。
 

 下記の動画で紹介しているエクササイズは、上記すべての改善に役立ちます。

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 あなたが歌唱で困っていなかったとしても、「大音量じゃないと安定しない」という場合は、やはり声帯の合わせ具合の加減ができていないということになります。
 得意なことから始めて徐々に苦手を克服していくのがボイトレの基本になるので、必ずしも小声練習ばかりをする必要はありません。
 しかし、最小の音量でバランスの取れた発声を体験することには、大きな意味があります。

 ミニマムな「息の量」と「声門閉鎖」で完璧なバランスを体感する――。
 それを必要に応じて膨らませた状態が、理想の発声だと考えます。
 小さな声で歌うときと、大きな声で歌うときの発声が、地続きに感じられるといいですね。

 ぜひ、動画のエクササイズを試してみてください!

桜田ヒロキ2025年3月15日 10:45 am

【Internal Hydration(身体の内側からの加湿)について】

冬から春先にかけての乾燥は、歌う人にとって本当に辛いものですよね。

加湿には、次の2つの側面があります。

1. 身体の内側からの加湿(水分摂取)
2. 身体の外側からの加湿(加湿器などの環境調整)

どちらが重要か、という話ではなくどちらも同じくらい大切です。
今回はそのうち、身体の内側からの加湿についてお話しします。

水分はどれくらい必要?

健康的な身体を維持するためには、一般的に1日30〜40mlの水分が必要と言われています。
例えば、体重50kgの方であれば、1.5〜2リットル程度が目安になります。
この量には食事から摂取される水分も含まれますが、特に女性は意識しないとこの量に達していないことが多いです。

水分不足が声に与える影響

水分が不足すると、声帯の粘膜が硬くなり、粘り気が増してしまいます。
その結果、声がかすれやすくなったり、喉が絡むような感覚が出やすくなります。
実際に、水分摂取量を見直したことで「声の出やすさが改善した」というケースも少なくありません。

水分不足では練習の効果もダウン

いくら発声を改善しようとしても、水分が足りていない状態では思うように声が出ないことがあります。
声のコンディションと水分摂取は密接に関係しています。
シンガーの皆さんは、ぜひ意識的な水分摂取を心がけてみてくださいね

三浦優子2025年3月14日 10:29 am

【ビブラートの練習法】
 
ゆっくりになりすぎず、細かくすなりすぎず、適度なビブラートをかけることは、苦手な方にとっては苦戦する技術の1つかもしれません。
後輩ちゃんと真太郎先生が行っているエクササイズはビブラートを取得するのにとてもオススメです!
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高音から低音へと下降するエクササイズの最初と最後のところでビブラートをかけています。
ポイントは最初の「ウィヒッヒッ」と最後の「イヒッヒッ」という部分になります。
この部分は3つのかたまり(3連符)を弾ませて(スタッカート)発声します。
初めての方はこの部分がうまく弾ませなれなかったり、だんだん母音が崩れてしまったりすることがあります。
声門閉鎖が強すぎたり、弱すぎたりしてしまうからです。
なので、真太郎先生のデモのようにするためには、適度なバランスを探していく必要があります。
この適度なバランスを探していくことはビブラートの取得だけではなく、豊かな音色にするためにもとても大切なことになります!
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難しい場合はまずはテンポを落として練習をし、確実にできるようにしてみましょう!
また、これができるようになった方は、中間の「イーイーイー」と下降しているところにもビブラートをかけると良いです◎
  
私自身、ビブラートにはかなり苦労をしました。
ビブラートの練習方法は他にもありますが、個人的にはこの「3連符を弾ませる」という練習がビブラートの取得にかなり役立ちました!
苦手な方はぜひチャレンジしてくださいね♪

金子 恭平2025年3月13日 11:27 am

【低音は力強く!――だけじゃない】

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 声が高めの方は、声帯そのものが薄い作りである可能性が高いです。その場合、低音を歌おうとすると声がスカスカになってしまうことがよくあります。声帯同士の接触面積が足りていないんですね。

 対策として、反転母音(アとエの中間の母音)を使って「Aah」と歌うエクササイズなどが考えられます。これは地声の感覚を養う練習であると同時に、甲状披裂筋(声帯の大部分を構成する筋肉)の筋幅そのものを増やす筋トレでもあります。声帯を物理的に太らせようというわけです。

 地声が足りない方には、どうしても必要な訓練です。

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 しかし、実際に曲を歌うときにその声を使うかと訊かれれば、Noです。乱暴な地声は聞き心地がよくないですし、音程の正確性やビブラート等のコントロールもままなりません。

 VTのボイトレでは、筋トレだけに意識を向けたりはしません。常に歌唱に通用する声との両立を狙いながら、筋肉や神経にアプローチしていきます。

 下の動画で、ななえ先生から「歌うための地声」の練習法を教わりましょう。

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<エクササイズのポイント>

1.Gowという発音
 G子音で適度な声門閉鎖を確保しつつ、ou母音で舌を後ろめに置くことで声の出力を弱めます。

2.下降音階
 高い音から低い音へ向かうということは、声帯は「薄い→厚い」と変化します。
 地声を訓練中の方は、声帯を合わせる意識が過剰になっているケースが多いです。下から上の順番だとその癖が強く出てしまうので、下降音階でそれを防ぎます。

加藤真太郎2025年3月12日 8:17 pm

【息の量をコントロールして高音曲をクリアしよう】

スタッフちゃんがOfficial髭男dismさんのSubtitleにチャレンジしています。この曲歌ったことがある人はわかるかなと思うのですが、サビで物凄く歌い上げたくなりますよね。
エモーショナルに歌おうとすると、多くの場合で人はたくさん息を吐こうとします。その結果途中で息が足りなくなり、そのパートを歌い切れなかったりすることはよくあります。

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Beforeの歌唱では吐いている息の量が多いため、途中で息漏れした音や大きいブレスの音が聞こえてくるのがわかると思います。このようなとき僕は「車がガソリン漏れしたまま走り続けている状態」と表現をすることがあるのですが、要するに声の原動力となる息を不必要に消耗してしまっているのです。
優子先生は、声道を細くして物理的に息の量を制限できるNayという言葉でレッスンを行っています。もっと息の量を減らしても歌えるんだよということを身体にインプットします。
その結果スタッフちゃん自身も楽に歌える感覚を覚えています。

Afterでは息漏れもなくなり、とても楽そうな状態で歌えています。特に「君にプレゼントし"た”くても」のところは顕著に違いが感じられると思います。この状態であればサビを歌い切るのは容易になってきそうですよね。
歌唱において表現をつけられるということは、その人が歌心を持っているということで素晴らしいことなのですが、楽曲を歌い切るためのマネジメントを考え、ある種理性的に歌うということも歌い手にとって必要な能力です。

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