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ボイトレ講師のタイムライン

THE VOICE TRAINERSの講師が、レッスンの現場から発声・歌のヒントを発信しています。

桜田ヒロキ 東京スタジオ・

20分の乾燥が、2時間声を出しにくくする。

20分の乾燥が、2時間声を出しにくくする。

シンガーにとっては、少しゾッとする研究があります。
研究では、湿度5%以下という、非常に乾燥した空気を20分間吸入させました。
かなり過酷な実験です。

その結果、被験者は、

「声が出しにくい。」
「発声に努力が必要。」

という感覚を強く感じるようになりました。

……当たり前ですよね。

さらに興味深いのは、その後です。

何もしなかったグループでは、発声のしにくさが、約2時間続きました。
20分の乾燥。
でも、その影響は、想像以上に長く残ったのです。

歌う前。
レッスン前。
本番前。

乾燥した環境が続くことは、シンガーにとって決して軽視できない問題なのかもしれません。

では、水蒸気だけを吸入するとどうなるのでしょうか。
研究では、水蒸気を吸入したグループは、やや改善が見られました。

ただし、発声の努力感は、約2時間続いていました。

一方、ネブライザーを使って生理食塩水を吸入したグループでは、
吸入後すぐに、発声努力感の改善が認められました。
発声環境を整える方法として、とても興味深い結果です。

この研究から考えると、水を飲むことと、声帯表面を潤すことは別ということが分かります。
飲んだ水は、正常であれば食道へ流れます。
つまり、水を飲んでも、声帯表面を直接潤すことはできません。
だからこそ、一度乾燥してしまった声帯表面を、短時間で整えたいのであれば、ネブライザーによる生理食塩水吸入は、非常に有効な選択肢の一つだと考えられます。

もちろん、これだけで全てが解決するわけではありません。
ただ、この研究を見る限りでは、乾燥した声帯表面の環境を短時間で整える方法として、生理食塩水のネブライザー吸入は非常に理にかなっている。

研究を読み込んでいくと、
「喉が乾いたら水を飲めば大丈夫。」
そんなに単純でない事が分かってきますね。

三浦優子 東京スタジオ・

腹筋を鍛えれば歌は上手くなる?

  
「歌には腹筋が必要だから、腹筋を鍛えています!」
レッスンでもよく耳にする言葉です。

もちろん、体幹の筋力は姿勢を保ったり、呼吸を支えたりする上で大切な要素の一つです。
しかし、腹筋を鍛えれば歌が上手くなるというわけではありません。

なぜなら、筋肉は一つひとつが独立して働くのではなく、全身が連動して動いているからです。

例えば、歌う時に腹直筋へ意識的にグッと力を入れると…
   
・大胸筋まで緊張しやすくなる
・首や肩まわりにも力が入りやすくなる
・喉が力みやすくなる
・胸郭の動きが制限され、呼吸が浅くなることもある

もちろん、力強い声を出す場面など、一時的に腹筋をしっかり使うことはあるかもしれません。
ですが、常に腹筋を固めた状態で歌っていると、筋肉は徐々に緊張し、身体本来のしなやかな動きが失われてしまいます。
その結果、声も伸びやかさを失い、思うように響かなくなることがあります。
   
歌で大切なのは、
「腹筋を強く使うこと」ではなく、
必要な筋肉が、必要なタイミングで、全身と協調しながら働くこと。
  
身体をひとつの「楽器」と考えたとき、
「腹筋だけ」
「上半身だけ」
「下半身だけ」
を鍛えたりストレッチしたりするのではなく、全身のつながりを感じられる身体づくりが大切です。
  
身体がバランスよく連動することで、余計な力みに頼らず声が出しやすくなり、より豊かで響きのある声を育てる土台になります。
  
歌は筋力勝負ではありません。
大切なのは、一つの筋肉を鍛えることではなく、身体という楽器を全身で調和させて使えること。
それが、声を豊かにする身体づくりのポイントです♪

加藤真太郎 名古屋スタジオ・

カラオケ採点で高得点が出る選曲のコツ

カラオケ採点で高得点が出る選曲のコツ

カラオケ採点で全く90点を超えたことがないという方に。
男性ではレミオロメンの3月9日、女性では一青窈のハナミズキ、これらのようなバラード曲をお勧めすることがあります。

──────

どうしてこの選曲になるかというと、

・テンポがゆっくりな分、音程やリズムを合わせることに集中がしやすい。
・フレーズの終わりで伸ばす音が多くなるので、必然的にビブラートを使える場面が多くなる。(テンポが早い楽曲では、フレーズ終わりの音は短く切る傾向にあります)

カラオケ採点に重要な、

・音程
・リズム
・ビブラート

これらの要素で加点が狙いやすいです。

──────

また、

・全体的に歌いやすいキー+サビである程度高い音に入る

これらの楽曲ではAメロやBメロは、万人が歌いやすい高さでメロディーラインが書かれています。
そこからサビに向けて、気持ちよく歌い上げられる中高音域へ入っていくという構成になっています。
この段々と曲が盛り上がっていくという構成が、抑揚の加点に繋がりやすくなります。

ずっと歌いやすいorずっと高い、という楽曲では、その人が本来持っている声の良さが出ないまま曲が終わってしまったり、一曲を歌い終える前に疲れてしまう可能性が出てくるので、

歌いやすい+歌い上げられる

この流れの曲が最強です🔥

大阪スタジオスタッフ 大阪スタジオ・

VT大阪スタッフです

🎤
なんば・心斎橋エリアでボイトレスタジオをお探しの方へ!
趣味のカラオケ上達からプロのアーティストまで対応する、VT大阪スタジオをご紹介します✨

お仕事帰りやショッピングついでにも立ち寄りやすい、アクセス抜群で明るく開放的な空間が魅力です。

スタジオは「心斎橋駅」から徒歩3分、さらに「なんば駅」からも徒歩圏内というアメ村近くの便利なロケーション。

ボイストレーナー歴19年の大ベテラン長谷川拓輝インストラクターと、お子様からご年配の方まで楽しいレッスンをお届けする山下奈央子インストラクターが、お待ちしております!

もちろん、ボイストレーニングが初めての方も大歓迎です。

理論に基づいたハリウッド式ボイストレーニングのメソッド
で、トレーナーが一人ひとりの声の個性に寄り添って丁寧にサポートいたします。

実際のスタジオの雰囲気が気になった方は、ぜひこちらの紹介動画で、チーム大阪スタジオの空気感をチェックしてみてくださいね♪

まずは体験レッスンで、この心地よい空間を直接感じていただけたら嬉しいです。

▶️ VT大阪スタジオの雰囲気をのぞいてみる!
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■ VT大阪スタジオ ■
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桜田ヒロキ主催:ハリウッド式ボイストレーニング
対面・オンライン対応

📍 心斎橋駅から徒歩3分 / 大阪市中央区西心斎橋1-16-7 サザンウェストビル 8B ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

金子 恭平 大阪スタジオ・

「変な声のNayは、地声で歌うべきですか?」

「変な声のNayは、地声で歌うべきですか?」
という質問を頂きました。

Bratty NayやFunny Nayと呼ばれるこのエクササイズをうまくこなせたときは、大部分の音域で声帯振動はM2(裏声)になると言われています。
薄く引き伸ばされた声帯が、無理なく合わさっている状態です。
声帯のすぐ上のスペース(喉頭室)が非常に狭くなることで、キンキンとした高い周波数が生み出され、控えめな声門閉鎖に比して強烈な声の芯が作られます。

息っぽいファルセットに陥らないことが大切で、かつ難しいところでもあります。

お恥ずかしい話ですが、僕自身がVTのボイストレーナーになってからも、最初の2年くらいはこのエクササイズがとても苦手でした。息っぽくない声を実現するために、ほそーい地声を絞り出す感覚で行っていて、「Bratty Nayは苦しいエクササイズだ」と考えていました。

一方、苦しくならないことを優先するあまり、妥協して息っぽいファルセットでばかり練習していたら、現在の発声状態にはたどり着けなかったかもしれません。

「正解の音色」になるべく近い声を、体感にこだわらず出していきましょう。
時には地声、時には裏声に感じていてかまいません。

加藤真太郎 名古屋スタジオ・

カラオケで高得点を目指すために重要な、"音程正確率"について

カラオケの精密採点で90点を目指したい!というときに、真っ先に重要になってくるのは音程ですよね。
しかし、「音程は取れているはずだし音程バーも合っているはずなのに、"音程正確率"を見てみると大体80%くらいで止まってしまう…」
そんな悩みをお持ちの方もいらっしゃると思います。
ぜひそんな方に見直してほしいポイントがあります。

──────

①声の安定性
せっかく音程が取れていても、発声が安定せず声が震えてしまったり、ロングトーンで真っ直ぐ音を伸ばせず最終的にピッチが下がっていってしまうと、音程正確率が下がってしまいます。
また安定性やロングトーンの採点評価も下がってしまうので、全体的な点数にも影響します。

──────

②テンポ、リズム
テンポ(拍)が早くなっていたり、逆に遅れていたり、また原曲通りのリズムではなく自己流のリズムで歌ってしまうと、正確率は伸びていきません。
細かいですが、ここは非常に重要なポイントになっています。

まとめ
音程、リズムが正確に合っている目安として、

・音程バーがしっかり濃く金色に光っている(合っていないと判断された音は、バーの色が少し薄くなります)
・フレーズを歌い終わったあとのキラキラの色
(虹色や金色のキラキラだと良い)

この辺りが判断基準になると思います。 

また自分では音程が取れていると思っていても、プロの耳を持った人間が聞いてみると、ピッチが甘いと判断されることも全然あります。

ぜひ一度、歌っている音声を録音して客観的に自分の歌を聴いてみてください。

桜田ヒロキ 東京スタジオ・

子どもには、子どもにしか歌えない歌があります。

子どもには、子どもにしか歌えない歌があります。

以前、お母様から、
「もう少し大人っぽく、色気のある歌い方はできませんか?」
と相談を受けたことがありました。

当時の僕は、その質問にうまく答えられませんでした。

でも今なら、少し違う視点でお話しできます。

子どもの歌い方が子どもっぽいのには、ちゃんと理由があります。

子どもは、身体が小さいだけではありません。

肺。

気管。

喉頭。

声帯。

発声に関わる器官は、大人とはパーツの比率そのものが違います。

つまり、子どもは「小さな大人」ではありません。

発声システムそのものが、成長の途中にあります。

だから、大人と同じ歌い方を求めること自体が、少し無理のあることなのかもしれません。

子どもの身体は、気管が細く、声帯も非常に小さい構造です。

さらに、肺や呼吸器とのバランスも、大人とは異なります。

そのため、フィジカル的にも、そして空気力学的に見ても、子どもの身体は、
元気よく、
明るく、
エネルギーのある発声に適した条件を持っています。

逆に、大人のような繊細なコントロールや、落ち着いた音色は、身体の成長とともに少しずつ身についていく部分も大きいと考えられます。

だから僕は、子どもには、まず子どもらしい歌を大切にしてほしいと思っています。

無理に大人の歌い方へ近づけるよりも、今の身体だから出せる、
明るさ。
素直さ。
エネルギー。
それをしっかり育てる。

そして身体の成長に合わせて、表現やコントロールを少しずつ広げていく。

その方が、自然な発達につながると考えています。

子どもには、子どもにしか歌えない歌があります。

その歌声は、身体が今の状態だからこそ生まれる、とても大切な個性なのだと思います。

小野貴之 東京スタジオ・

猫背が発声に及ぼす影響は!?

猫背が発声に及ぼす影響は!?

猫背は胸郭が潰れて肺容量(肺活量など)が下がりやすい報告があり、息の"貯金”が減ってしまいます。

歌は”吐く”だけじゃなく"吐きすぎない制御”が必要です。猫背は呼吸と体幹の協調が崩れやすく、ブレスコントロールが不利になりやすいといえます。

姿勢、さらには頭の位置やバランスのわずかな変化でさえ、喉頭運動の効率に大きな影響を与える可能性があるという研究結果がいくつもあります。

とはいえ、人はそれぞれに適したフォームがあります。

発声が不自由だと感じる場合、猫背を改善してみるのもよい試みです。頭の位置の前後、目線の上下、細かくいろいろ試して自分に最適なポジションを探していく。それが大事なのかもしれませんね★彡

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