3つのあ母音をシンガーが必ず習得しなくてはいけない理由とは?
こんにちは!VT Artist Developmentの桜田ヒロキです!
担当インストラクターの石原優子先生が発音矯正においてキモになる、3つの「あ」母音について書いてくれました。
今回、桜田の記事では加筆的に、例え日本語のみを歌うシンガーでもなぜ英語の曲を歌うべきなのか?と言う事にフォーカスを置いて書いてみます。
この3つの母音については音声ファイル付きで解説していますので、英語を歌うシンガー、歌わないシンガーに関わらず必ず読むようにして下さいね。
さて、この3つの発音をシンガーが学ぶメリットはなんでしょうか?
英語の発音をよくするためだけでしょうか?
それだけではなく、シンガーの声の音色をコントロールするのに、とても重要な「喉の高さ」にも関連するのです。
まずはしっかりブログ「あ」の発音、あなたは出来ますか?をしっかりと読んでみましょう♪
実際の発音で比べてみましょう♪
ブログにある1つめのAH, 音声ファイル: ah
これは比較的、日本語の「あ」に近く、喉頭の位置は、上がりも下がりもしない位置にあります。
2つめのUH, 音声ファイル: uh
これは若干、喉頭の位置は低めで、深い、太い、暗めの声の音色を作る時に使えそうなトーンですね。
3つめのAA, 音声ファイル: aa
これは喉頭は高めである事が多く、明るく、平べったく、鋭い音色を作るのに良さそうなトーンです。
僕らの先生でもあるJohn Henny氏はこの3トーン(3母音)を学ぶ事によって技術、そして芸術性を声に持たせる事が出来ると言っています。
音色のコントロールは歌手にとって非常に重要なスキルになるのは間違いないですものね♪
ぜひ、この3母音、3トーンをしっかりマスターして、あらゆる音域でこの母音を再現出来るようにしてみてください。
あなたの声の可能性は圧倒的に拡がるはずです♪
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解説しているインストラクター
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セス・リッグス Speech Level Singing公認インストラクター(2008年1月〜2013年12月)
VocalizeU認定インストラクター
アメリカ、韓国など国内外を問わず活躍中のボイストレーナー。
アーティスト、俳優、プロアマ問わず年間2000レッスン以上を行うボイストレーナー。
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