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俳優やビジネスパーソンのボイトレって?

こんにちは!VT Artist Development桜田ヒロキです!

VTチームのレッスンには歌手だけではなく、
役者、声優、ビジネスパーソン、そして政治家の方まで幅広くいらしていただいています。

このような方のレッスンへのリクエストを書くと・・・

・印象の良い声にしたい
・自信があるような声にしたい
・声を嗄らさないようにしたい
・表現力を上げたい
・高音を改善したい(演技の時の)
・声量を上げたい

これらが代表的なご意見です。

会話が与える印象とは「滑舌」か?

上に書いたリクエストを叶えるとなると、

いわゆる話し方のボイトレ・スクールでやるような滑舌練習よりも、
むしろ歌手向けにデザインされたトレーニングの方が有効な事が多いです。

考えてみてください。

話し声を聞いて

「好感を持てるな〜。」

と思った人の声は

「滑舌が良いな〜。」

から来ていましたか?

アナウンサーや役者さんを目指す場合は、
滑舌のトレーニングも必須になります。

ただ、純粋に

「人に好感をもたれ、自信があるような話し方を訓練したい」

と望む方も多いのではないでしょうか?
特にビジネスパーソンはこの技術を身に付けたいと言う方が多いようです。

この場合は滑舌以上に、話し声の音程の最適化・声のトーンが肝になってきます。

VTチームの会話を観てみて下さい。

では、ここでVTチームの普通の会話の動画観てみて下さい。

特に誰も何も話し声に気を付けているわけではありません。
ちなみに右の小久保よしゆき先生は風邪声のため若干かすれた声ですが、
それでも好感を持てる方も多いのではないでしょうか?

VTチームは全員がボイストレーニングを行っているため、
音域、声量、そして人間がよく聞こえる周波数帯域に声の成分を乗せる事に
長けていると言うのが大きな原因だと思われます。

人間がよく聞こえる周波数帯域のお話についてはこちらを読んでみて下さい。

音域を会話・歌唱で比べてみました

以下の図を見比べて下さい。

上段から

①会話 
②歌唱 
③ハリウッド式ボイトレ

それぞれの音域を並べてみました。

男性の音域をシチュエーション別にマップ化

女性の音域をシチュエーション別にマップ化

※会話時の音域はアメリカ・アイオワ大学の研究を参考。
アメリカ人の会話時の音域ですので、日本人の場合は、もう少し高いと考えて良いと思います。

音域の高さで比べてみると、

会話 < 歌唱 < ハリウッド式ボイストレーニング

と言った順番で高くなり、
さらにハリウッド式ボイストレーニングが圧倒的に喉の筋運動が豊かだと言えます。
喉の筋運動については、このブログを参考にしてみて下さいね!

先ほどのVTチームの会話を聞いて「表情が豊か」と感じられたのは、
通常の歌唱や、一般的なボイストレーニングよりも遥かに広い音域をカバーする、
ハリウッド式ボイストレーニングによる訓練が影響していると思われます。

桜田ヒロキや小久保よしあきは会話時にも
G4程度の高さを頻繁に出していますし
(アメリカ人の平均音域よりも7音上)、
安倉さやかはE5程度の高さを頻繁に使っています。
(アメリカ人の平均音域よりも4音上)

この音域は通常、トレーニングをしている方でなければ
歌唱時に発声するのも一苦労な音域になります・・・。

それでは今回は主に好印象を与えるための
会話の音域について書きましたが、

次回は声のトーン。

そう、音色について書いてみようと思います。

実はぼく、桜田ヒロキも実はカナダから帰国して
久しぶりに会ったミュージシャンに

「あれ?話し声が変わったよね?」

と指摘をされた事がありました。

特に会話のトレーニングをしたわけではなく、
ただたた歌手のためのボイストレーニングに励んでいただけでしたが、
当時習っていたSpeech Level Singingによる影響が話し声にも出ていたのだと思います。

それではまた♪

桜田ヒロキのレッスンについてはこちらをご覧下さい♪

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解説しているインストラクター

桜田ヒロキ
桜田ヒロキ
セス・リッグス Speech Level Singing公認インストラクター(2008年1月〜2013年12月)
VocalizeU認定インストラクター

アメリカ、韓国など国内外を問わず活躍中のボイストレーナー。
アーティスト、俳優、プロアマ問わず年間2000レッスン以上を行うボイストレーナー。

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