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「う」の母音。高音ひっくり返りやすくないですか?

こんにちは!VT Artist Development桜田ヒロキです!

バークリー音楽大学でも使われる発音矯正プログラムを少しお見せするコーナーですが、今回は石原優子インストラクターが「う」母音について書いてくれました。

優子先生が書いた「う」母音についてのブログ

読んだ?(笑)

実はこの「う」の母音、高音域を歌うのには、ちょっとやっかいな母音になります。
なんせ、この「う」母音は、高い音で、ひっくり返りやすい特徴があります
メソッドによってはFalsetto Vowel(ファルセット母音)とも呼ばれているくらい裏声に持って行きやすい母音なんです。

理由はフォルマントが関係しているのですが、、、とりあえずおいておきましょう・・・。
あ、でもこのフォルマントの特性があるからコーラスでは「う~」ハモりが多く使われると言う事もあるのですが、、、詳しくはレッスン時に聞いてください。(笑)

ちなみに具体的な「う」母音の攻略法はこちらのビデオをご覧ください。^^

MISIAさんのEverythingで、う母音を攻略!

英語の母音を日本語内でこっそり効果的に使うのが上手なシンガーでMISIAさんがいます。
まずは、MISIAさんのEverythingの2:25くらいの「優しいうそ」の「う」母音をよ~く聴いてみて下さい。

通常、日本語の母音などで「OO」の母音で歌うのですが、強い地声トーンを作るために「OU」母音を使っているのが聴き取れましたか?

もし聴き取れなくても大丈夫ですよ!
英語の発音を口の動きから学習していくと、母音、そしてトーンの聴き取り能力の向上にも繋がります

僕もカナダで発音矯正のクラスを取っていた時、
発音を強化する事で耳は育つし、耳を育てる事によって発音能力も強化できる
とよく言われたものでした。

「英語の耳」を育てる事は、音楽や歌を聴く耳を育てるのにも非常に効果的です。
(第2言語を学ぶ時に使われる脳の部位と、音楽を学ぶ時に使われる脳の部位が同じ、と聞いた事があります。)

きっと、1期間しっかり発音矯正プログラムを受講された方は、今までと歌を聴く時に聴き出せる情報量が多くなった事に気付いた方も多いのではないでしょうか?

桜田ヒロキのレッスンについてはこちらをご覧下さい

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解説しているインストラクター

桜田ヒロキ
桜田ヒロキ
セス・リッグス Speech Level Singing公認インストラクター(2008年1月〜2013年12月)
VocalizeU認定インストラクター

アメリカ、韓国など国内外を問わず活躍中のボイストレーナー。
アーティスト、俳優、プロアマ問わず年間2000レッスン以上を行うボイストレーナー。

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