いかがでしたでしょうか?
ケロンとひっくり返ってしまい過度にリラックスしてしまっている状態に対して、ここでは抜けないように、ひっくり返らないようにというトレーニングメニューになっているのでそれなりにきつかったかもしれません。
ひっくり返ってしまうということは使うべき力が使えていない可能性があり、そういうタイプの方はそれなりに筋力的な負荷は感じるかもしれません。
このトレーニングメニューに慣れて、ひっくり返りもだいぶ収まってきたかなと感じられた方は高音開発メニューの方に入っていただければと思います。そこで良いリラクゼーションのバランスを見つけることができるかと思います。
また、エクササイズの分数で言うと男性の方が長くなっています。
これは男性の地声音域:裏声音域=2:1に対して女性の地声音域:裏声音域=1:2となります。女性の方が裏声音域が非常に広いです。
このフリップ対策のメニューでは裏声はそこまで重要ではなく地声音域の方が重要となってきます。なので女性の全音域はタッチしておりません。男性は地声音域の方が広いため結果的にエクササイズの長さに差が出ております。
今回は僕が日頃行っているようなトレーニングをあげています。
レンジはそこまで広くはありませんが、まあまあ難しいと思うのでぜひトライしてみてください。
僕は元々の癖がPull chestなので、以前アップしたPull chest系の動画を使い15分程ウォーミングアップ代わりとして行ったあと、30分〜40分ほど自分の問題に取り組んだトレーニングを行っています。
桜田ヒロキ代表の
コメント
フリップとは地声側から裏声の方にケロンと入ってしまい、本当は地声・ミックス的な音色で歌いたいが完全にファルセットになってしまうタイプです。
女性の方が声帯の構造上、どうしても裏声の方が優勢になってしまうため、女性の方が多いタイプかと思います。
特にポップス(クラシック以外の地声発声)を歌うのであれば早い段階で克服する必要があるかと思いますのでチャレンジしてみてください!