CASE19
「ベルティングの練習する前に、どんなエクササイズってどんな練習をしたら良いの?」
そんなあなたのために、2オクターヴを使うボイトレメニューをご紹介していきたいと思います!
”リズムやノリ”は歌声を開発するためにとても重要(美しいビブラートを作るために必要)
朝ウォーミングアップする場合は、起床してから2時間くらいは間を開けるようにする
朝のウォーミングアップには、ストローエクササイズの『グライディング』発声法をする
ベルトの練習前には、地声からファルセットに向かう発声法をする
顎を開けたままで、過度に動かすような事がないようにする
地声の始まりの音は、自分が快適だと感じる低い音からスタートする
音が下降する時に、ガクンと落ちてしまう人は、スライドダウンする
スライドダウンが慣れてきたら、1オクターヴで行う
1オクターヴが慣れてきたら2オクターヴまで範囲を広げる
朝のウォーミングアップには、グライディングを使ったストローエクササイズがあります。
①上から下に音程を下げていく方法
②下から上に上がっていく方法
などの2つがあります。
これらは、小さな音でエクササイズが出来るため、アパートやマンションに住まれている方にも、非常に良いエクササイズ法なのでおすすめです!
そして、これから高音の地声やベルトを出したい人は、それをする前に、裏声を使った練習から始めることを推奨してます。
地声の声帯は、下から合わさるのですが、これだと合わさる面積がとても大きく、速く動かす(=高い声を出す)のはなかなか難しいです。
それに対して、裏声(ファルセット)の場合は、上から合わさるので速く動かすことが出来るといったメリットがあります。
これらの練習方法としては、
『ドレミレドレミレド(地声)→(ブレス)→2オクターヴ上の音から下りていく(ファルセット)』
地声から始める時は、自分にとって快適な所から出せる低い音からスタートすることがポイントです。
《男性の場合》
声の高めの人はC3→C5まで
または声域が低くも高くもない人は、A2→A4までを行う
《女性の場合》
声の低い人はF3からF5
声の高い人はG3→G5、またはA3→A5
これらを行う時のポイントは、顎の過度な振りすぎないようにする事です。
なぜなら、共鳴空間を響かせているのに、空間の形を大きく変形させるようなことをすると、良い響きのところを維持するのが難しくなるからです。
そして、2オクターヴ上の音を出す際は、顎を開けてから入るようにしましょう。
2オクターヴはピッチを取る事自体がとても難しいと思います。
その反面、地声やベルト練習をする前の練習として取り入れるのは、かなり効果的です。
是非練習メニューに取り入れてやってみてくださいね!
余談ですが、”イ母音の高い音”を、口の開いた状態で発音するのは、非常に難しいスキルです。
しかし、これは歌唱にとって非常に重要なスキルですので、身に付けておくべきだと思ってます。
これらについては、今後お話していければと思ってますので楽しみにしておいてくださいね!
今回は、「地声が出しにくい。」「どうしても裏声歌いになってしまう。」と言うお悩みを解決するためのプログラムを公開します。
地声の発声では声帯が分厚く合わさる必要があり、その時に重要とされているのが、甲状披裂筋(TA)とされています。
このボイトレメニューでは甲状披裂筋をしっかりとアクティブにしつつ、他筋肉群との関連性を成立させるようにしています。
鼻声になるとあまり「良い声、美しい声」と認識されない事が多く、改善したいと言う方が多くスタジオにいらっしゃいます。
この動画では鼻声がどのようなメカニズムで起こっているのか徹底解説します。
今日はものまねで非常に有名になった松浦航大君の「26人のものまねで1曲のオリジナルを歌う」と言う偉業を果たした楽曲「フィラメント」を使わせていただき、各アーティストの声色の特徴を解説していきます。
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