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カラオケ採点で「音程は合っているはずなのに、どうしても80点台で止まってしまう」「あと数点で90点に届かない」と悩んでいませんか?
90点の壁を突破する鍵は、「音程」だけではなく「リズムとテンポの正確さ」を揃えることにあります。今回は、ご自身もカラオケに通い詰めて高得点を追求した経験を持つ、VT名古屋スタジオの加藤真太郎インストラクターに、90点突破の具体的なコツと練習法を解説していただきました。

「音程のバーにはしっかり当てているつもりなのに、なぜかいつも80点台で止まってしまう……」 友人とカラオケに行き、採点機能に挑戦したとき、自分だけ点数が低いとなんだかショックですよね。実はこれ、VTスタッフである私自身がぶつかっている壁なんです。
そこから一人カラオケでこっそり練習を重ねて、86点までは出るようになったものの、あと数点がどうしても届かない……!
そこで今回、VT名古屋スタジオの加藤真太郎インストラクターに、90点突破のコツを聞いてきました。

「前回 99.477点」「前々回 99.939点」と、継続して高スコアを出していることが確認できます!
加藤:「カラオケで90点と聞くと、一見すごく難しそうに聞こえるんですが、実はそんなにハードルとして高くないと思ってます。これが95点になると話はちょっと変わってきますが、90点であれば、そんなに難しく捉える必要はないと思うんです。」
加藤インストラクターによれば、「点が伸びない原因」を理解し、必要な要素を押さえて練習すれば、90点は十分に現実的な目標になるとのこと。
では、80点台で停滞している私(そして多くの皆さん)が見落としている「必要な要素」とは一体何なのでしょうか? まずは、一番のキーポイントを教えてもらいました。
加藤:「90点を突破するために重要なことを1つ挙げるとすれば、やはり『音程の正確率』です。 ただ、音程が合っているだけだと、正確率は80%くらいで止まってしまうんです。そこからさらに点数を伸ばすには、テンポが走っていないか、遅れていないか、自分なりに歌いやすいリズムで歌っていないか、という点がすごく大事になってきます。
リズムとテンポがバッチリ合っていることで、正確率が85%、90%へと上がっていくので、音程に加えてテンポやリズムといった『基本的な音楽能力』をトータルで高めていくことも意識してみてください。」
90点の壁を超えるためには、音程とリズム、テンポなどをトータルで考えるのが大事なんですね。さっそく練習してみようと思います!

DAMの「精密採点」やJOYSOUNDの「分析採点」など、現在のカラオケ採点機は、 音程・リズム・表現力(抑揚・ビブラート・ロングトーンなど)を複合的に評価 して総合点を出す仕組みになっています。つまり、どれか一つだけが完璧でも、ほかが弱ければ高得点には届かないということです。
カラオケの採点の仕組みを踏まえた上で、「90点突破に必要なポイント」について、加藤インストラクターに教えていただきました。
それぞれ、加藤インストラクターの解説とあわせて詳しく見ていきましょう。
最初の要素は音程です。ここには見落としがちな落とし穴があります。
加藤:「音程の正確率は非常に重要なんですが、ただ音程が取れている・合っているだけでは、なかなかその正確率(パーセンテージで表示されるもの)が上がっていかないんです。ロングトーンで音が揺れていないか、というところまで採点機は見ているので、まっすぐ音を伸ばせる『安定性』があって初めて、正確率は大きく伸びていきます。」
意外と多くの人が見落としているのが、リズムとテンポです。
加藤:「音程が合っているだけだと、正確率は80%くらいで頭打ち。そこにリズムとテンポの正確さが揃って初めて、85%、90%へと伸びていきます。自己流のリズムにならないように注意してください。原曲のリズム通りに歌えているかがチェックされるので、そこがズレていると正確率というところが実は反映されないんです。」
歌の上手さの象徴として語られがちなビブラートですが、その位置づけは意外とシンプルです。
加藤:「ビブラートがかけられれば、もう鬼に金棒。1つの加点技術なので、かけられるなら加点はされていきます。ただ、音程の正確率が合っていなかったり、テンポがずれていたりすると、安定性というところも採点が下がってしまいます。だからまずは音程とリズムを固めること。ビブラートはその土台の上に乗せる仕上げ、というイメージですね 。」
練習すべきポイントがクリアになってきました。まずは音をまっすぐ伸ばすことと、リズムを正確に合わせることから見直してみようと思います!
「採点結果を一緒に分析する」というレッスンを受けると、実際にどのような変化が現れるのか。加藤インストラクターから、生徒さんの実例を見せていただきました。

歌った曲は同じ back number「恋」。総合得点は 84.360点 → 90.347点(+5.987点)、見事に「90点の壁」を突破しています。
| 項目 | Before(指導前) | After(指導後) | 変化 |
|---|---|---|---|
| 総合得点 | 84.360点 | 90.347点 | +5.987点 |
| 音程の正確率 | 78% | 83% | +5% |
| 安定性 | 「震えがち」寄り | 「まっすぐ」寄り | 改善 |
| ロングトーン上手さ | ◆ | ◆◆◆◆ | 大幅改善 |
| リズム | やや「タメ」気味 | ほぼ中央 | 改善 |
| ビブラート上手さ | ◆◆◆ | ◆◆◆◆◆ | 改善 |
特に大きく改善したのは、「ロングトーンの上手さ」。まさにポイント1を磨いた結果ですね!一人だと気づきにくい癖や課題も、ボイストレーナーと一緒に改善していけます。「自分の場合はどこが弱いんだろう?」と気になった方は、ぜひ加藤インストラクターのレッスンで聞いてみてください。
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◆ テンポがゆっくりな「バラード」がおすすめ
加藤:「全くカラオケで90点を超えたことがないという方には、ある程度テンポがゆっくりで歌い上げられそうな曲、つまりバラード曲が、90点を目指す上でいいと思います。男性であればレミオロメンさんの『3月9日』、女性であれば一青窈さんの『ハナミズキ』とか、そういう感じの曲がピッタリです。」

ただし、注意点もあります。「歌いやすいだけの曲」を選べばいいわけではありません。
加藤:「自分が「歌いやすい」と感じる曲を歌うのはいいのですが、「歌いやすさ」だけだと、その人の声の良さが一曲を通して出しきれない気もします。抑揚の部分が加点されないと思うんです。やはり、サビである程度その人の声の良さが出るような音の高さに入っていく曲だと、しっかり歌い上げることができて、抑揚の加点にもつながってくるのかなと思います。」
選曲のセオリーをふまえて、90点突破を目指す方に取り組みやすい定番のバラードを、男女別にご紹介します。
★は加藤インストラクターおすすめの曲です。まずは自分の声に合う1曲を見つけて、くり返し練習してみましょう。
| 曲名 | アーティスト | おすすめポイント |
|---|---|---|
| 3月9日 ★ | レミオロメン | ゆったりしたテンポで音程を合わせやすく、サビで気持ちよく歌い上げられる定番バラード。 |
| 少年時代 | 井上陽水 | メロディがゆるやかで音域も広すぎず、リズムを取りやすい王道曲。 |
| 奏(かなで) | スキマスイッチ | メロディがはっきりしていて覚えやすく、サビで声の良さを出しやすい。 |
| 曲名 | アーティスト | おすすめポイント |
|---|---|---|
| ハナミズキ ★ | 一青窈 | ゆっくりとしたテンポで一音ずつていねいに歌え、抑揚もつけやすい人気バラード。 |
| やさしさで溢れるように | JUJU | テンポがゆるやかで音程が安定させやすく、サビで歌い上げて加点を狙える。 |
| 涙そうそう | 夏川りみ | 音域が広すぎず、ゆったり歌えるため音程・リズムを合わせやすい定番曲。 |


もし、独学で伸び悩んでいるなら、90点を突破するためにプロの指導を受けるのも一つの方法です。加藤インストラクターが、実際に高得点を目指す生徒さんにどう向き合っているのか、そのレッスンの流れを紹介します。
加藤:「90点をカラオケで目指していく方と、シンプルに歌が上手くなりたい方とで、レッスンの中でやることが大きく変わるかというと、絶対にそうではなくて。まずは発声を整えてあげること。本当にシンプルな音階を使って発声を整えたり、発声練習をしていく。そこから楽曲を練習するという流れは変わりません。」
高得点狙いでも、歌唱力アップでも、出発点は同じ。まずはシンプルな音階練習で、声の土台を整えるところから始まります。
ここからが、採点対策ならではのアプローチです。
加藤:「カラオケで高得点を目指す人であれば、実際にカラオケに行ってもらって(VTにはカラオケの機械がないので)、歌っている様子を録音してきてもらったり、採点画面を写真に撮ってきてもらったりします。」
実際の現場で歌ったデータこそ、改善の出発点。録音と採点画面という「リアルな記録」を持ち寄ることで、課題が具体的に見えてきます。
そして、持ち寄ったデータをもとに、二人三脚で対策を立てていきます。
加藤:「どういう部分で減点されているか、どういうところが伸ばせそうかを一緒に考えていきます。傾向と対策ではないですが、『ビブラートがもう少しかけられるといいんじゃない』とか、『ここのフレーズが音程ずれているから、ここを練習しようか』とか。採点の結果を見たら、わかりやすく対策することができるので。」
採点結果は、いわば「答え合わせ」。どこが弱点かが数値で見えるからこそ、ピンポイントで効率的な練習が可能になります。一人では気づけない癖や課題も、ボイストレーナーの目を通せば明確になります。

ここまで採点で高得点を取る方法を見てきました。でも、加藤インストラクターが本当に伝えたいのは、その先にある世界です。
まず前提として、加藤インストラクターは「採点に夢中になる楽しさ」を誰よりも知っています。
加藤:「僕自身、学生の頃からカラオケが大好きで。点数を取れるようにはどうしたらいいんだろうと思って、カラオケに通い詰めて練習してきた人間なんです。本当にカラオケ畑で歌をやってきました。」
100点を目指して一喜一憂する。あの感覚は、まぎれもなくカラオケの醍醐味です。採点というゲームに本気で挑戦するからこそ、音程やリズムの基礎力も自然と磨かれていきます。加藤インストラクターは、点数を追いかけること自体をまったく否定しません。むしろ「いい入口だ」と考えています。そのうえで、点数の先にもう一つの楽しさがあるとのことです。
カラオケ採点で高得点が出せるようになると、次にぶつかるのが「点数は高いのに、なんだか機械的に聞こえる…」「本当に歌が上手い人になるにはどうすればいいんだろう?」という壁です 。
実は、採点機能で点を取ることと、聴く人の心を動かす「表現力」は全く別の領域なのです。
加藤:「音程やリズム、テンポを正確に合わせる、さらにビブラートをかける練習は、基礎的な音楽能力を育てる上で間違いなくプラスになります。ただ、それが音楽的な表現力も育てるかと聞かれたら、ちょっと難しいというか、どうなんだろうなと思う部分があって」
加藤インストラクターは、カラオケ畑で歌を磨いてきた人です。だからこそ、こう続けます。
加藤:「僕もカラオケに通い詰めて、高得点を目指してきたので、実体験に基づいたアドバイスをお届けできます。 壁にぶつかっている方は、ぜひ一度ボイストレーナーの視点に頼ってみてください。そして、90点をクリアするという目標を達成したあとは、『音楽的な表現』というさらに奥深い歌の魅力も、一緒に見つけにいけたら嬉しいです! 」

今回は、カラオケで90点を突破するための選曲や練習のコツを加藤真太郎インストラクターに解説してもらいました。ポイントをおさらいしましょう。
まずはこの3つを意識して、カラオケでの練習に取り組んでみてください。
採点で90点という数字は、ゴールではなく入口。その先には、「人の心を動かす歌」という、もっと奥深くて楽しい世界が広がっています。カラオケ畑からボイストレーナーになった加藤インストラクターと一緒に、点数をクリアする楽しさも、その先の景色も、ぜひ体験してください!
| 体験レッスン | 初回4,000円。 |
| 担当 | 加原真太郎インストラクター(VTレッドラベル認定) |
| VT名古屋スタジオ | 〒460-0007 名古屋市中区新栄2-1-4 アソルティ新栄6F |
体験レッスンの詳細・お申し込み | VT名古屋スタジオページ
VT名古屋スタジオ ボイストレーナー/VTレッドラベル認定

愛知県名古屋市出身。学生時代に三代目J SOUL BROTHERSやEXILEに憧れてボイストレーニングを始め、カラオケに通い詰めて高得点を追求。オーディションへの挑戦や大手スクールでの指導経験を経て、2020年にVTと出会い、2023年に正式にVTチームへ合流。 「カラオケ畑」出身という自身の経験を活かし、採点で高得点を目指す生徒から本格的に歌唱力を磨きたい生徒まで、一人ひとりに寄り添った実践的なレッスンを行う。
▶ プロフィール詳細:VT名古屋スタジオ 加藤真太郎インストラクター紹介ページ