低音の出し方!地声で歌いたい!
2015.04.15
こんにちは!米Institute for Vocal Advancement公認インストラクター、パフォーマンス・ディレクターの武富ゆきです。
「高い声が出したい!高い声を扱える様にしたい!」というシンガーは多いと思います。
そして高い声を出す為のボイストレーニング情報は結構たくさん出てきますよね。
また、日本では何故かハイトーンだけフォーカスが当てられ「ハイトーンが出るとカッコいい!ああなりたい!」みたいな事が多いですが、低い音の訓練が必要なシンガーもいます。
※得に女性シンガーに多いですね。
例えば、Jazzやボサノバ、そして宝塚で男性役をしている女性シンガー。
彼女たち・彼らは低音を豊かに出し、扱い、オーディエンスを魅了します。
その為に彼らは低音にフォーカスを置いてボイストレーニングをしていたりします。
今回はそういう方の助けになればいいなと思ってこのブログを書いています。
声帯の筋肉のアクションについて。
Youtubeのボイストレーナーズチャンネルでヒロキ先生が説明してくれています。
ここ言っている様に、
TA(甲状披裂筋)とCT(輪状甲状筋)のバランスがとても大切なのです。
その筋肉を使って、喋ったり歌ったりしています。
TAのアクションは、ゴムバンドで言う縮める力。
CTはそのゴムを引っ張る力。
レッスンにいらしてくださってる方は、私のネックレスのパワーストーンでよく聞いている話だと思います。
お陰で最近、ちぎれそうなのですが(笑)。
ここで考えてみましょう。
低音を出す時はどの筋肉が必要なのでしょうか?
さて、考えている間にこの動画をどぞー
あの真矢みきさんの現役時代だよーん。
ダンディズムってショーに見合うダンディズムむんむん♪
さて←
話を戻りましょう。
わかりましたか?そうTAです。
「ではTA(甲状披裂筋)を鍛えまくれば私はJazzが上手に歌えるんですね!わかりました先生ありがとうございます!!!」
・・・・・・・
こぉの!ばかちんがーーーーーーー!!!!!!!
はい、違うんです、これ皆さんがやりがちな事です。
先に書いてある様に低音が出したいからと低音ばかり(TAばかり)鍛えていても意味がないのです。
これは何故か。
TAとCTのバランスが大切だって言うてるでしょー!
ボイストレーナーズチャンネルでも言ってるでしょう?
動画の途中でバランスの話があると思いますが、そこでバランスが崩れたらどうなるかの話もあると思います。
バランスが崩れてしまったら声帯も硬くなってしまいしなやかに振動してくれなくなってしまいます。
よって地声、いわゆるチェストボイスも含め、全ての音が出にくくなってしまうのです。
CTの役割は声帯を引っ張って音程をコントロールすると言うのもありますからね。
そういった場合、私達は高音開発からはじめる時もあります。
まずはCTを活性化させる事からはじめます。
チェストボイスのいわゆる低音は話し声でも出している為、あまりフォーカスが当てられず簡単に出せると思われがちです。
簡単なはずなのに何故うまく扱えないか。
それはTA(甲状披裂筋)とCT(輪状甲状筋)のバランスなのかもしれません。
ちゃんとCTが優勢になるヘッドボイスも開発されているかチェックしてみて下さいね。
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