CASE8
音を下から当てていく「しゃくり」は多くの方が自然に使っているのですが、
フォールはそもそも聴き取ることが難しく、再現できていない人が非常に多い歌唱技術です。
そしてこのフォールこそが、近年のポップス界で主流になりつつある「「さりげなく歌っていても表情のある歌唱」の必須項目になります。
しゃくり上げ、もしくは音量による抑揚などは用法用量を誤ると大げさな表現になってしまいますが、
フォールはどのタイミングでも自然かつ心地いいニュアンスをもたらしてくれます。
ポピュラーミュージックにおいてはほとんどの場合一音幅で使われるのがポイントで、
「ド~シ」「ファ~ミ」という移動が聞かれることはまずありません。
デモをよく聴いていただき、音の動きを完全に真似できるよう練習してみてくださいませ!
今日はものまねで非常に有名になった松浦航大君の「26人のものまねで1曲のオリジナルを歌う」と言う偉業を果たした楽曲「フィラメント」を使わせていただき、各アーティストの声色の特徴を解説していきます。
動画を見る今回は僕が日頃行っているようなトレーニングをあげています。
レンジはそこまで広くはありませんが、まあまあ難しいと思うのでぜひトライしてみてください。
僕は元々の癖がPull chestなので、以前アップしたPull chest系の動画を使い15分程ウォーミングアップ代わりとして行ったあと、30分〜40分ほど自分の問題に取り組んだトレーニングを行っています。