VTチーム初のボイストレーナー育成講座 VT-RVの音響学基礎のクラスを覗いてみよう!
今日はVTチーム初のボイストレーナー育成講座 VT-RVの音響学基礎のクラスの一部を観てみましょう。
ボイストレーナーも音と言う物理現象を理解する事はとても重要
ボイストレーナーにとって、音と言う物理現象を理解する事はとても重要です。
例えば、肺から強い息を声帯に当て「息のスピードで高い声を出す」と説明する一部のボイストレーナーがいます。
これは誤りで、このボイストレーナーは「息と言う物理現象(風)」と「音と言う物理現象(波)を混同してしまう事により誤った説明をしてしまっています。
くしゃみの様な非常に強い生きでもせいぜい秒速120メートル。音は秒速340メートルとされ音はくしゃみよりも3倍も速い事になります。
音は空気や液体に起こる波によって作られる
この動画を観ると、空気の粒子が集まる(加圧)、離れる(減圧)を繰り返す事によって波が起こるのが確認できます。
周波数は「1秒間に何回、圧縮、減圧を行うのか」によって決まり、人間の耳では周波数が高ければ音が高い、低ければ音が低いと認識します。
1回の波が大きい(距離が長い)と音の大きさは大きくなる。
つまりベルティングのような大きな声は音の波が大きいと考えられます。
人間の声は周期性と非周期性のある音がある
例えば、母音のような明確に音の高さや、音色が認識出来る部分の声には周期性があります。
逆に周期性のない音は子音の一部、例えば「はひふへほ行」の「は(HA)」のHの部分が非周期的な音となり、ノイズとして認識されます。
つまり「は(HA)」と言う音は非周期性のノイズから始まり、母音の「あ」に着地する事により「は(HA)」と認識されます。
声帯の振幅パターンと音の波は一致する
動画の波形をアップにした物の1つの周期を取り出すと声帯が合わさった瞬間に最も音が大きくなります。
以降は徐々に減圧され、それと一致して声門は徐々に解放されます。
うたごえと音声学を結びつけて勉強出来るのはVT-RVだけ!
このクラスは音響学のクラスですが、音響学で音と言う物理現象を学び、音声学で人間が発する声や言葉を学びます。
さらにそれを昇華させ歌声の音声解析を行い、歌声の分析を行って行きます。
この動画の講師リチャード氏は歌手であり、スピーチ・サイエンス・リサーチャーでもあります。
このような稀少な超一流の講師の授業を直接受ける事が出来るのはVTチームのボイストレーナー育成講座 VT-RVだけです。
VT-RV第1期に申し込んだ方はぜひワクワクしながらお待ち下さいませ!
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解説しているインストラクター
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セス・リッグス Speech Level Singing公認インストラクター(2008年1月〜2013年12月)
VocalizeU認定インストラクター
アメリカ、韓国など国内外を問わず活躍中のボイストレーナー。
アーティスト、俳優、プロアマ問わず年間2000レッスン以上を行うボイストレーナー。
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