レッスン予約

BLOGブログ

ミュージカル・オーディションでの選曲方法について

こんにちは!米Institute for Vocal Advancement公認インストラクター、パフォーマンス・ディレクターの武富ゆきです。

スクリーンショット 2015-03-08 1.29.32

書類先行で落とされないようにするために!

前回のオーディションでの心得・レジュメの書き方に引き続き!
今日のノウハウは今まで書類選考で落とされてきたあなた!必見のオーディション通過テクニックです!

自由曲の選曲について

通常オーディションでは、自由曲(曲を自分で自由に選んでいいよ!って事です。)を自身で歌っているものを録音して提出します。
この自由曲の選び方のコツやらを書いていこうと思います。

劇団内で歌われている曲よりもあなたにあった曲を優先しよう!

例えばあなたが劇団四季に入団したくて曲を選んでいる場合でも必ずしも劇団四季の曲である必要はありません。
東宝ミュージカル等の曲を選曲しても構いません。
どの曲を選曲するにしろ、自分に合っているキャラクターのナンバー(曲)を選ぶ事の方が重要です。
逆に言うと、フランク・ワイルドホーン(ジキルとハイドの作曲家)の曲がとても合っているのに、劇団四季のオーディションだからと言ってわざわざミュージカル「クレイジー・フォー・ユー」の曲を選曲して提出するとしますね。
審査員からすると「何故それを歌ったの?!」となってしまいます。
ですので、オーディションを受けさせていただく劇団の曲を歌わなくてはいけないということではありません。

本戦に行くことになれば、大抵その劇団の曲か、オーディションで受けてる作品の曲が課題曲で来るものです。
提出する楽曲はいかに自分に合っているかが重要です。
書類を通過する為に!ここは重要です。

ただし作品や劇団のテイストと大きく反れるのもNGです!

これもまた重要ですが・・・違う作品、劇団の曲でもいいと書きましたが、

あまりにその劇団や作品と違うテイストの楽曲を提出しない様にはしましょう。

例えばミュージカル「オペラ座の怪人(クラシカルな曲調のミュージカル)」のオーディションなのにミュージカル「Rent(ロック系を中心としたミュージカル)」のナンバーを持って行ってしまったり・・・。
その逆にミュージカル「Rent」のオーディションにミュージカル「オペラ座の怪人」のナンバーを持って行ってしまったりするのはやめましょう。

オーディションを受けるとき、もし自分自身が審査員であったなら・・・と想像してください。
※ここ重要!私が審査員の立場だったら・・・と想像出来る人がオーディションに生き残れます!

やはり欲しいのは即戦力
その審査員が聴いてみてパッと、「あ、この子この役にハマりそうだな」と想像できる様な曲であり、あなたが自信を持って歌える曲をを選曲しましょう。

オーディションを勝ち抜くためには日々の努力を怠らずに!

やはり日々の努力が必要なのです。
私の生徒さんは、いつ何時どんなオーディションが来てもいい様に・・・

・自分自身の得意な曲(何のジャンルでも!どの作品のナンバーでも!)
・明るいアップテンポの曲
・バラードの曲

最低この3系統の曲は歌える様にしています。
そして当然、レッスンをすればするほど、曲の引き出しが増えていきます。
選曲できる曲が増えていきます。
曲が増えすぎて「せんせー!今度のオーディション何歌おうーーー?!」という悩みもまた出てきますけども(笑)
引き出しは多いに越したことはありません。

第三者の意見も参考にしてみましょう!

「じゃあ私自身、何が合っているんだろう?」と迷ってしまう事があると思います。
この場合、第三者の意見がとても強力な物になります。
こういう質問をされる方は以下の様な方が多いです。
「ミュージカル「Wicked」のエルファバが好きで歌いたいけど、周りからはグリンダだよと言われた。」
でもDefying gravityを練習してるし、好きだし・・・。

それはぜひライブや自身のパフォーマンスで歌ってください。
オーディションを勝ち抜きたいのであれば、素直に第三者の意見を受け入れる事も大切です。

オーディションでは受かりたいのですよね?
オーディションで受かったら大切なのは何でしょう?
あなたを見に来てくれているお客様(ファン)であり、あなたの見え方が最も大切です。
みんな隣の庭がよく見える傾向にあります。
でもあなたはあなたの良さがあるのです。
そこに蓋をして、どうしても憧れてるこの曲がいい!という頑固さはやめましょう。
お仕事を取る時には我慢も時には大切です。

オーディションを勝ち取るには戦略家になりましょう。

選曲だけでもこんな長々となってしまいました。
コツというコツではないですね・・・。(笑)

やはりオーディションを受けるという事は、ある種戦略家にならなくてはいけないという事。
何も考えず受かっちゃう人なんて本当にごくわずか!一握りです!
これから沢山オーディションが出てきます。

最近だとまた「ズボン船長」ミュージカル座「ひめゆり」があります。

ひめゆりに関しては今週かな!

お早めの対策をお願い致します!

オーディション対策特別ボイストレーニングも提供しています!

VT Artistdevelopmentではオーディション対策特別ボイストレーニングをご提供しております。
短期間で高い成果を出したい方はぜひご検討ください

オーディション・レジュメの書き方情報はこちらをどうぞ!

オーディション対策特別ボイストレーニングも提供しています!

VT Artistdevelopmentではオーディション対策特別ボイストレーニングをご提供しております。
短期間で高い成果を出したい方はぜひご検討ください!

武富ゆきのレッスンについて詳しくはこちらをどうぞ!

【VTチーム公式LINE】
トレーニング法やお得な情報がタイムラインに上がってきます!
VTチームと友達になろう!

友だち追加

オススメの動画

ブリッジング強化ワークアウト (フリップ対策)

フリップとは地声側から裏声の方にケロンと入ってしまい、本当は地声・ミックス的な音色で歌いたいが完全にファルセットになってしまうタイプです。

動画を見る

地声・低音開発ワークアウト(ライトチェストボイス対策)

今回は、「地声が出しにくい。」「どうしても裏声歌いになってしまう。」と言うお悩みを解決するためのプログラムを公開します。
地声の発声では声帯が分厚く合わさる必要があり、その時に重要とされているのが、甲状披裂筋(TA)とされています。
このボイトレメニューでは甲状披裂筋をしっかりとアクティブにしつつ、他筋肉群との関連性を成立させるようにしています。

動画を見る

フォールのやり方〜続編〜クールなニュアンスの歌い方とは?

フォールのやり方〜続編〜クールなニュアンスの歌い方とは?今回は、前回公開した動画の【フォールのやり方】についての続編です。

動画を見る

CONTACT

レッスンをご希望の方はこちらまで。