CASE13
「ビブラートを出せるようになりたいけど、どんな練習をすればいいかわからない・・・」
そんなあなたのために、”ビブラートの感覚”を養うためのエクササイズ方法をご紹介していきます!
”リズムやノリ”は歌声を開発するためにとても重要(美しいビブラートを作るために必要)
発声する時は、機械的(直線的)な声ではなく、音楽的な声を目指す(リズムとビブラートを意識する)
これを意識する事により歌声とエクササイズは一致しているので、歌に生かされる
過緊張が良く起こりやすい方は、ファルセットを利用したビブラートエクササイズがとても有効
スタッカートを使ったエクササイズは、ビブラートにとても有効(Wee-ee、Ya、無声子音など)
息漏れしやすい人は、地声から始まるエクササイズを行う
ビブラート自体のメカニズムは未だ解明されていません。
しかし、先述に挙げたエクササイズを行うことによって、
「ビブラートの感覚を掴めた!」
と言って下さる方が、非常に多くいらっしゃいます。
練習方法としては、
ファルセットから地声に落とし、そこにスタッカートを入れる方法などがあります。
これらの目的としては、過剰な声の過緊張を緩和させた後、緊張を与える効果があり、声に躍動感や動きを与えることができます。
そして間接的に技術を向上させる効果があります。
ビブラートを作るためのエクササイズは、声の出し方の癖によって変わってきます。
①過緊張の人の傾向(プルチェスト)→裏声から始まるエクササイズを行う
②息漏れ(ライトチェスト)→地声から始まるエクササイズを行う
しかし、これらの発声練習がどうしても難しいという方は、まずは歌と切り離してボイストレーニングをやっていく事もあります。
(歌声と発声練習を切り離した考え方は不要であれば、推奨はしません)
段々慣れてきたら、歌声とトレーニングを同時進行で出来る様にしていきましょうね!
発声練習は三拍子である事がとても多く、リズムを取ってないと歌う事が難しいです。
これは、頭では分かっていても、曲のノリが掴めてないため、その曲が非常に歌いづらく感じる現象と同じです。
これらの発声練習するときは、三連符のリズムをしっかり取って行うことが重要なポイントになります。
エクササイズは”良い歌声を作る効果”になるので丁寧に行いましょう!
「カリカリの裏声」に芯ができたような、金属的な音は出せるようになったけれども地声にはならないし、地声・裏声と繋がらないしどうすればいいの?と言うお悩みの方もいらっしゃるかと思います。今回はそんなお悩みにお答えします。
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