CASE12
ベルティングとは一体何なのでしょうか?
『ベルティング・ボイス』発声法のためのトレーニング術を公開します!
”叫び声”と”ベルティング・ボイス”は全く別物
ベルティングは誰にでも出来るわけではない
ベルティングは、声や身体にとって激しいスポーツである
自分にとって難しい発声だったとしても、諦めずに習得する気持ちが大事
女性の場合、発声練習する音の1オクターヴ下がベルトの音域
男性の場合、発声練習する音の5度下の音がベルトの音域
ファルセットからベルトに下りる発声練習→Do So Mi DO So Mi Do
ベルティング・ボイスとは、高くて力強い地声のことです。先述にもありますように、ベルティングボイスと叫び声は全く違います。
では、どのような声がベルティング・ボイスなのでしょうか?
・トランペットのような鋭い音
・力強い音
・音量を調整することが出来る
・美しく心地が良い音
・苦しまずに繰り返し発声することが出来る
・多くのボイストレーナーが好む声
反対に、叫び声の特徴は以下のようになります。
・とても大きく耳障りな声
・音量をコントロールすることが出来ない
・美しくない音
・ハイラリンクス(喉頭の位置が高くなる状態)
・サスティーン(音を伸ばす)が出来ない
・怪我をする可能性が非常に高い(声帯出血、ポリープ、声帯結節など)
そして、
ファルセットからベルトに下りる練習方法をする時の3つのコツは、
①SoとDoにアプローチするときに、『押し出す』感覚ではなく、緩やかな圧を加えるイメージ
②ボリュームは過度に上がったりせず、音域に沿って上げていく
③音程は正確に上がりきるように注意
です。
持って生まれた声質なども大いに関係してくるため、「ベルティング・ボイスをやりたい!」
と思って、いくら技術を重ねたとしても、誰にでも出来るわけじゃないテクニックなのです。
あなたの声質に合った発声をしていく事が重要ですが、
「絶対に出来るようになりたい!」
そんな気持ちを持って、貪欲に練習することもとても大事です。
あなたが今一番やりたいこと、出したい声をもう一度考え直して、日々の練習に励んでみては如何でしょうか?
「ヴォイストレーニングの練習方法を知りたい!」「練習する時のための専用音源が欲しい!」そんな方たちのために、お家でも出来る簡単な練習用の動画をご用意しました!今回はこんな特徴がある男女の方達のために、それぞれ切り分けて練習動画を上げております
動画を見る今回は僕が日頃行っているようなトレーニングをあげています。
レンジはそこまで広くはありませんが、まあまあ難しいと思うのでぜひトライしてみてください。
僕は元々の癖がPull chestなので、以前アップしたPull chest系の動画を使い15分程ウォーミングアップ代わりとして行ったあと、30分〜40分ほど自分の問題に取り組んだトレーニングを行っています。
「カリカリの裏声」に芯ができたような、金属的な音は出せるようになったけれども地声にはならないし、地声・裏声と繋がらないしどうすればいいの?と言うお悩みの方もいらっしゃるかと思います。今回はそんなお悩みにお答えします。
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