三重県伊勢市生まれ。 15歳の時にニューヨークへ留学。 2004年、Professional Children’s Schoolを卒業。 2007年、ジャズの名門音楽大学 ニュースクール大学の「ジャズ・アンド・コンテンポラリーミュージック・プログラム」を三重県国際交流財団より奨学金を得て卒業。
三重県伊勢市生まれ。 15歳の時にニューヨークへ留学。 2004年、Professional Children’s Schoolを卒業。 2007年、ジャズの名門音楽大学 ニュースクール大学の「ジャズ・アンド・コンテンポラリーミュージック・プログラム」を三重県国際交流財団より奨学金を得て卒業。
2013年よりVTのハリウッド式ボイストレーニングを受講する。 2014年より、サックスとボーカルでソロ活動を開始。 2017年9月、三重県文化会館主催「黒田卓也とNYで出会った仲間たち with TSUKAMOTO SISTERS」に出演。 さまざまな音楽のスタイルで、シンガー、サックスプレイヤーとして活動。 音楽インストラクターとしてもボイストレーナー、サックス・インストラクターとして活躍している。
三重県伊勢市生まれ。2歳からピアノ、9歳からトランペットを始め、12歳で父・塚本紘一郎よりサックスを学び始める。15歳でニューヨークに留学し、Professional Children’s Schoolを卒業。
Manhattan School of MusicのPre-Collegeでジャズサックスを学び、2004年にニュースクール大学に入学。同校の「ジャズ・アンド・コンテンポラリーミュージック・プログラム」を三重県国際交流財団の奨学金も得て2007年に卒業。帰国後は、サックスプレイヤーである2人の姉と「TSUKAMOTO SISTERS」として活動をスタート。
2013年よりハリウッド式ボイストレーニングを受講し、2014年からサックスとボーカルでソロ活動も開始。ジャズクラブなどで年間100ステージ以上を行う。2018年VTチームに合流し、名古屋スタジオのボイストレーナーとして指導をスタート。現在は、アーティスト活動と並行しながら、VT Artist Development認定 ブルーラベル・インストラクターとして活躍中。
塚本:父はサックスプレーヤーで、アーティストのプロデュースもしていました。母も二十弦というお琴の奏者なので、生まれたときから家には常に音楽がある状態だったんです。
私も2歳からピアノ、小学3年生からトランペットを習い始めましたが、両親は厳しく音楽を指導するようなことはなくて、むしろ音と一緒に遊ぶような環境を大事にしてくれていました。
子供の頃は、父と母の演奏はもちろん、モーニング娘。やSPEEDといった流行の音楽も楽しんでいました。そうした自由に音楽を楽しむ環境で育ったことが、今でも音楽を好きで続けていられる理由だと思います。
塚本:歌は小さい頃から大好きでした。小学校6年生の時に一度ボイストレーニングを受けたことがあるんですが、先生に「ホイットニー・ヒューストンを歌ってみたら?」と言われて、当時モーニング娘。を聴いていた私には全然ピンとこなくて(笑)。
結局その時は1回で終わりましたが、いつか本格的に学びたいと言う気持ちは持ち続けていました。将来は音楽の道に進もうと決めて、まずは語学を身に着けるため15歳でニューヨークにあるProfessional Children’s Schoolに留学しました。
1年ほど通ってだいぶ学校生活にも慣れてきたので、16歳からはマンハッタン音楽院のプリカレッジでジャズサックスを学び始めました。ボイストレーニングも並行して始めたんですが、この先生に習いたい!と思える先生に残念ながら出会えず、色んな先生のレッスンを受けていました。
塚本:2004年にニュースクール大学のジャズ科に進学しました。音楽理論や歴史の授業もありましたが、リズムトレーニングやイヤートレーニング、アンサンブルやビックバンドといった、演奏現場に出た時に役に立つリアルに近い経験をたくさん積ませて頂きました。
歌という面で転機になったのが、授業でゴスペルクワイヤに入った時です。ずっと歌うことが好きだったのですが、歌の魅力にさらに引き込まれ、クワイヤの先生からプライベートレッスンを受けるようになったんです。
教会やイベントでゴスペルを歌う機会もいただきましたし、マンハッタンのロックフェラー・センターのクリスマスツリーの前でゴスペルを歌った時には、日本のテレビ局の取材を受けたりして、とても貴重な経験をさせて頂きました。
塚本:大学卒業後は、2人の姉と「TSUKAMOTO SISTERS」として本格的な演奏活動をスタートしました。実は姉たちも同じ大学を卒業しているので3姉妹でサックストリオとして演奏をしています。
帰国後には、三重県文化会館様からお声がけいただいてコンサートを開催するなど、活動の幅を広げていきました。
2014年からはサックスプレイヤーとしてだけではなく、ボーカリストとしてもソロ活動も始めさせて頂き、ジャズクラブなどのステージに立たせてもらっています。ちいさなステージから大きなイベントまでさまざまですが、今でも月に10本以上はステージに立っています。
塚本:2013年にハリウッド式ボイストレーニング(VT)を受け始めたんですが、きっかけはニューヨーク時代の友人たちからの「ハリウッド式の先生がすごく良かったよ」という評判を聞いたことです。
当時、実家のある三重に住んでいたのですが、高速バスで東京に行きレッスンを受ける中で、名古屋でもVTの桜田ヒロキ先生の出張レッスンがあることを知り、名古屋のレッスンに通うことにしたんです。
塚本:私の場合、レッスン中は歌うことで精一杯になってしまって、その場ですべてを理解できないことも多かったんです。でも、レッスンの録音を終わってから聞き返すことで、改善ポイントが明確になり、その時の課題に真っ直ぐに取り組めました。
あとは自分の勘と喉の声(笑)を聴きながら、練習を重ねていきました。
それを続けていると、謎が解けるみたいな感覚で、歌いにくかった曲が歌えるようになったり、自分の声が良くなっていく感覚が一回一回のレッスンで感じられました。それが毎回楽しくて練習に励みました。
練習を続けていくと、以前は声が出るようになるまで何時間もかかっていたのが、そのうち30分になり、15分になり、最終的には5分で声が鳴るようになっていきました。
レッスンで学んだことを毎日コツコツと積み重ねていくことで、声が良くなっていくのを体感できたのは、本当に楽しかったですね。
塚本:プロとしてステージに立たれているジャズ系の方もいれば、アイドルの方や、これから音楽の道に進みたい中学生の生徒さんもいます。
カラオケが上手くなりたいという方もいらっしゃいますし、年齢層も幅広くて、70代の生徒さんもいらっしゃいます。
塚本:50分間のレッスンがあっという間に感じるほど、レッスンをしていて楽しいですね。特に、生徒さんの声がみるみる変わる瞬間は本当に嬉しいです。生徒さんに「今の、分かる?」って聞くと、「分かります!」って感じてくれることが多くて、そのときは、快感でもあり安心もするというか(笑)。
ただ、一度できたことが、次の日に必ずできるとは限らないんです。だからこそ、レッスンで得た感覚を体にしっかり染み込ませて、自分のものになるまで繰り返し練習することが大事なんです。
よく、「100発100中になる様に反復練習して!」と伝えるのですが、せっかく掴んだものは手放してほしくないないんですよ。一度掴めた感覚を引き出しにどんどん蓄えておいて、どんな歌のチャンスがきても対応できるようにしておいてもらいたいです。
チャンスって、いつ訪れるか分からないので、舞い込んだときにパッと掴めるように準備しておくことが大切ですから。
塚本:レッスンに通う理由は本当にさまざまだと思うのですが、真剣に取り組む気持ちがある方には、全力でお応えしたいです。
例えば、会社の接待で歌う必要があって苦手を克服したいという方でも、その気持ちを持って来てくれるなら、一緒に頑張って取り組んでいきたいです。
歌が好き!本気で上達したい!という気持ちを持っている方なら、レベルや目的に関係なく一緒に成長していけると思います。
塚本:正直なところ休日はあまり取れていません。ライブ活動もしているので、レッスンの合間に自分の練習時間を取ることが多いんですね。オフの日は、自分の練習時間をたっぷりと取り、自由気ままに過ごす事を心がけています。
それから、最近はなるべく毎朝ウォーキングとストレッチをするようにしています。近くの公園に行って、森の中を歩くと心も体もリセットされ、前向きな気持ちに切り替わります。
シンガーにとって身体は楽器であり基本です。常に声がベストに鳴るコンディションにしておきたくて、声と健康の為に最近頑張っています。
塚本:新しいことに挑戦するのは、すごく勇気がいることだと思います。きっと不安もあると思いますが、VTには初回レッスンが用意されているので、まずは気軽に体験してみてほしいです。
実際にレッスンを受けてみて、その時間の中で自分が何を感じたかを踏まえて、次のステップを考えていけば良いのではないでしょうか。
その一歩を踏み出すことで、自分でも想像していなかったようなワクワクする世界が、開けるかもしれないですよ。まずは勇気を出して、一歩進んでみてください。