小学生の頃より地元、仙台のダンススクールに通い、ライブやコンテスト等に参加。当時、日本最大のダンスコンテスト「DANCE DELIGHT」では、東北大会で数十組の参加チームの中を勝ち抜き優勝。 2000年、第13回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」にて、史上最年少で審査員特別賞を受賞(当時13歳)。
小学生の頃より地元、仙台のダンススクールに通い、ライブやコンテスト等に参加。当時、日本最大のダンスコンテスト「DANCE DELIGHT」では、東北大会で数十組の参加チームの中を勝ち抜き優勝。 2000年、第13回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」にて、史上最年少で審査員特別賞を受賞(当時13歳)。
ダンスヴォーカルユニットFLAMEのメンバーとして2001年にライジングプロダクションからデビュー。メインボーカルとして活動。 FLAMEから離れた後、様々な経験を経て、現在ではギターとピアノの弾き語りを中心に全国で活動中。他アーティストへの楽曲提供や振り付け等も行っている。 2018年、自身のデビュー経験や、ボイストレーニングの経験を提供すべくVTチームに合流。
ボイストレーニングはこれが初めてではないのですが、金子先生は、これまでどうしても出せなかった音域の扉を開けてくれました。 体験レッスンを受けただけで発声と発声に関する認識に大きな変化があり、数ヶ月続けている現在も1回ごとに沢山の発見があります。 制限時間いっぱいの濃いレッスンで先生からも熱意が伝わってきて、こちらも負けないように高い集中力で知識・技術を目一杯吸い取ってやろう!という気持ちになります。 金子先生には、これまで見えなかった「伸び代」を見せてもらえました。これからどこまで成長できるのか楽しみです。
シンガーソングライター / 作曲家 / ピアニスト 小川ハル
以前受けていたボイストレーニングではなかなか上達を実感できず、歌うことが苦痛になってしまっていた時に金子先生と出会いました。 レッスンを重ねていくうちに、歌うことの楽しさを再び感じられるよう導いてもらえたように思います。 また、自分ではコンプレックスだった低音部の声を長所として活かせるよう自信が持てたのも、金子先生のお陰です。 僕自身も多くの生徒さんを教える立場でもありますが、レッスンで良い先生と出会うことがいかに大事なことかを身をもって再確認しました。 教えるということは、TeachではなくShareだということを体現してくれるレッスンです。
ドラマー / シンガー / 作曲家 桃井裕範
自分の声が今どのような状態にあるか、声が出しにくい理由やどう改善していけばいいかを明確に伝えてくださり、長い間歌いにくいと感じていた原因がわかって目から鱗でした! まだ課題はたくさんありますが、以前よりもずっと自由に歌えるようになり、歌うことがもっと楽しくなりました。ありがとうございます!
声優 / シンガー 野村麻衣子
宮城県仙台市出身。小学生の頃より地元のダンススクールでレッスンを受け、ライブやコンテストで実績を積む。日本最大のダンスコンテスト「DANCE DELIGHT」東北大会で優勝。
2000年、第13回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で史上最年少(当時13歳)で審査員特別賞を受賞。2001年、ダンスヴォーカルユニットFLAME(フレイム)のメンバーとしてデビューし、メインボーカルとして活動。2枚のアルバムをリリースし、日本各地のホールツアーを経験した。2004年にFLAMEを脱退。
優れた歌唱力とダンスパフォーマンス、さらにはアーティストへの楽曲提供や振り付けでも高い評価を得る。
喉の不調を体験したことでハリウッド式ボイストレーニングに出会い、2018年にVTチームに合流。現在は、アーティストとしての経験と、ボイストレーニングでの体験を効果的に提供すべく、VT Artist Development認定ブルーラベル・インストラクターとして活躍中。
金子:音楽に関わり始めたのは、小学生の頃からですね。地元のダンススクールのレッスンに通っていました。まだキッズダンサーがめずらしい時代でしたが、チームメンバーと一緒にコンテストにも積極的に参加していました。
金子:ダンスの先生に勧められて13歳のときに、「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」に出場し、審査員特別賞を受賞しました。その1年後に、ダンスヴォーカルユニットFLAMEのメンバーとしてデビューすることになりました。FLAMEではメインボーカルとして活動し、2枚のアルバムをリリースして、日本各地のホール等でライブを経験させてもらいました。
金子:得難い経験でした。ステージパフォーマンスを通じて実践的な知識や体験を得ることができたのは、ボイストレーナーの仕事にも大いに役立っています。
この経験のおかげで、ステージングやダンスなどのライブパフォーマンスについても具体的にアドバイスすることができます。
アーティストとしての実体験があるからこそ、より効果的な指導ができると感じています。
金子:2004年にFLAMEを脱退してからインディーズ・レーベルで活動していたのですが、20歳くらいの頃に、「声が細いよね。発声が良くないんじゃない?」と周囲の人から言われたんです。それから一気に悩み始めてしまって、いろいろ試行錯誤しているうちに、喉を壊してしまったんですよ。
ライブで2曲も歌うとその後は声が裏返り続けてしまい、本当にひどい状態でした。いつも「次のライブ大丈夫かな」という心配を抱えながら過ごしていました。デビュー当時に出ていた高いラの音も出せなくなって、歌手として「もうダメなんじゃないかな……」と思うほど悩みました。
それで、発声について調べて本を読んだり、YouTubeの動画を見たりしていたときにハリウッド式ボイストレーニングと、講師の桜田ヒロキ先生のことも知りました。
金子:改善しました。でも、意外と遠回りしてたどり着いたという感じなんですよ。当時、発声についてはすごく悩んでいたこともあり、自分の中の思い込みが強かった部分があるんです。
だけどある時、「あ、ヒロキ先生が言っていたのは、こういうことだったのか!」と、腑に落ちたことがあったんです。技術不足というよりは、発声イメージのズレに気づいてから、高い音が歌えるようになり、喉の状態も改善しました。
歌い手のマインドセットは、発声にかなり影響があると思います。特に「このように感じるべき」というようなバイアスがあると、本来できることができなくなることも十分あり得ます。僕の場合、頭を切り替えて考え方を変えることで、一気に改善していくプロセスを実際に体感しました。
金子:ハリウッド式ボイストレーニングの大きな特徴は、ミックスボイスの習得に特化している点です。ミックスボイスとは、地声と裏声の中間の発声状態のことを指します。ハリウッド式は、これを体現させるのが得意なトレーニングです。
僕の場合は、このミックスボイスに対する固定観念に縛られていた部分がありました。地声とミックスボイスは全く異なるものだと思い込んでいて、そのせいで上達が大幅に遅れていたんです。
もうミックス発声の習得は無理だと開き直ったある日、音の上昇に沿ってただ地声を段階的に軽くしていくことだけを心掛けたところ、それまで全く刃が立たなかった高音曲が歌えました。「ミックスボイス」という単語に惑わされなくなった瞬間です。
でも、この正解はあくまでも僕の正解であって、この感覚をそのまま伝えても、それが生徒さんにピッタリとハマるとは限らないんです。人間の身体で起きていることなので、人によってさまざまな感じ方が生じます。
だから、生徒さんが出している音について、「うまくいっているかどうか」のジャッジはしますが、生徒さんが感じていることの「正しい、正しくない」については、基本的に指摘しないんです。自分なりの正解には、自分なりの体感が伴うものだからです。
金子:生徒さんによって、何を中心的に習いたいかという目的が違うので、その方にあったレッスンを考えていきます。これは、プロ・アマ関係なく同じです。
ボイストレーニングというのは、総合的に歌が良くなるように鍛えることなんですよ。楽器を作る工程(主に発声練習)と、楽器の弾き方を習得する工程(主に歌唱練習)の二つが混ざり合っているのですが、生徒さんによってどちらを中心に習いたいかの比重が違ってきます。
僕の場合、ステージの経験もあるので、発声のトレーニングの他に、ライブパフォーマンス、ボーカルディレクション、ダンスを習いたいという方にも指導をしています。
ステージ上で歌う場合の声の出し方や、踊りながら歌う場合のテクニックなど実践的なこともお伝えしています。
金子:生徒さんは、プロの方とアマチュアの方と半々くらいですね。プロの方にはケースバイケースで、ステージングを含めた実践的な内容をサポートできると思っています。
ライブ前のウォーミングアップレッスンや、喉に負担をかけない歌い方など目的に沿ったレッスンを提供していきます。
アマチュアの方の目的はいろいろありますが、習い事の一つとして通ってくださる方もいますし、カラオケをうまく歌いたいからとレッスンに来てくれる方もいらっしゃいます。
生徒さんのやる気のレベルは人それぞれですし、臨機応変に楽しい雰囲気でレッスンをしていきたいです。
金子:そうですね。レッスンでは、生徒さんが緊張しないように心掛けています。楽しく、そして効果的に学べる環境を作ることが大事だと思っています。
これは、人生のテーマでもあるんですが、僕と出会った人が「この人と一緒に時間を過ごしてよかったな。」って思ってくれたらすごく嬉しいんですよね。そういうふうに思ってもらえることで、自分の生きる意味というか、価値を感じられるんです。
だから、レッスンの時間を一緒に過ごすことで、生徒さんの人生においても楽しさだったり、何らかのプラスを持って帰ってもらえたら、最高に幸せです。
金子週に1回はキックボクシングのスパーリングクラスに参加しています。友人と一緒に楽しみながら体を動かすことで、ストレス解消になっています。
読書も好きで、特に最近は三島由紀夫や川端康成などの純文学をよく読みます。ストーリーを楽しむというよりは、日本語自体の美しさに胸を打たれるみたいな、30代後半になってそういう情緒が分かるようになってきました。
あと、休日ではないのですが、瞑想することが日課なんです。もともと注意散漫な性格を克服するために瞑想を始めたのですが、毎日続けることでリフレッシュできるし、落ち着きのなさはだいぶ改善してきました(笑)
金子:実は僕も人見知りだし、人と会うのが怖いタイプなんです。勇気を出すのが難しいことも多々ありました。だからこそ、迷っている人の気持ちがよく分かります。
ボイトレに興味があるけど努力はしたくないとか、不安に思っている方がいたとしても、それを否定するつもりはありません。僕自身も、自分の声について頑張れない時期があったので、そういった気持ちも理解できます。
初回のレッスンでは、質問だけして帰る方もいます。それでも全然構いません。もちろん、できれば実際に声を使って体験してもらいたいですが、生徒さんが気になっていることを解決することが最優先です。
まずは気軽に話しに来てください!一緒に楽しく学びましょう。