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INSTRUCTORSインストラクター

平岡由香
HIRAOKA YUKA

東京都出身。 劇団四季ミュージカル 「マンマ・ミーア!」初演アンサンブルを担当。 23歳の時にアーティストのサポートコーラスとしてシンガー活動を開始する。 共に様々なゴスペルクワイアに所属し、ハーモニーや黒人音楽のスタイルの知見を深める。 パーカッショニスト齋藤ノヴプロデュース、女性FunkバンドSIMBA SALOONのボーカルに抜擢され3年活動。 これらの活動を通し、厳しい現場での対応能力を養う。

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平岡由香 HIRAOKA YUKA

東京都出身。 劇団四季ミュージカル 「マンマ・ミーア!」初演アンサンブルを担当。 23歳の時にアーティストのサポートコーラスとしてシンガー活動を開始する。 共に様々なゴスペルクワイアに所属し、ハーモニーや黒人音楽のスタイルの知見を深める。 パーカッショニスト齋藤ノヴプロデュース、女性FunkバンドSIMBA SALOONのボーカルに抜擢され3年活動。 これらの活動を通し、厳しい現場での対応能力を養う。

ラジオのアシスタントパーソナリティーやCM出演、ドラマの劇中歌や主題歌の歌唱など経て、現在はシンガーソングライターとして、ミュージカルやストレートプレイ、ドラマなど役者として活動。 ミュージカルの歌唱指導を多く担当。 ボイストレーナーとしても活動の場を広げている。

初回レッスン

12,000(税込価格)

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在籍スタジオ  

  • 東京目黒スタジオ
  • スカイプ、Zoom等のオンラインレッスン

保有資格

  • VT Artist Development認定 レッドラベル・インストラクター

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平岡由香インストラクターのご紹介

顎の緊張が強い人必見!エクササイズを紹介します!

                   
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PROFILE

舞台と音楽を愛する生粋のシンガー

幼少期から音楽や舞台に親しみ、23歳でアーティストのバックコーラスとしてキャリアをスタート。その後、パーカッショニスト齋藤ノヴ氏プロデュースの女性Funkバンド「SIMBA SALOON」のボーカルとして3年間活動し、ライブパフォーマンスやステージ対応力を磨く。劇団四季ミュージカル『マンマ・ミーア!』の初演アンサンブルを務めるなど、多数の舞台・ミュージカルに出演。さらに、ラジオのアシスタントパーソナリティー、CM出演、ドラマの劇中歌・主題歌の歌唱など、多方面で活躍してきた。

経験×知識×技術 プロの声を進化させるボイストレーナー

発声の悩みと向き合い続け、試行錯誤を重ねる中でハリウッド式ボイストレーニング(VT)に出会い、声が劇的に改善。その経験から、正しい発声法を学び直し、本格的にボイストレーナーとしての活動を開始。数多くの商業演劇の舞台で歌唱指導を担当してきた。現在はVT Artist Development認定 レッドラベル・インストラクターとしてプロの俳優やアーティストが最高のパフォーマンスを発揮できるようサポートしている。

【主な歌唱指導の実績】

『フラッシュダンス』(演出:岸谷五朗、主演:愛希れいか) 、『マドモアゼル・モーツァルト』(演出:小林香、主演:明日海りお)、『October Sky』(演出:板垣恭一、主演:甲斐翔真)、『カーテンズ』(演出・主演:城田優)、『ビートルジュース』(演出:福田雄一、主演:ジェシー(SixTONES)) ほか多数

【講師INTERVIEW】
正しい指導がパフォーマンスを変える!舞台俳優を支える歌唱指導のスペシャリスト

──音楽に出会ったきっかけを教えてください

平岡:祖母と母が舞台が好きで、幼い頃から劇場に連れて行ってもらって、ミュージカルやお芝居を観る機会が多かったんです。それで、「自分もいつかあの舞台に立ちたい」という憧れはありました。

また、8歳上の姉の影響で、小学生の頃からマドンナやシンディ・ローパー、スティービー・ワンダーにプリンス、ジェームス・ブラウンなどの洋楽をたくさん聴いていました。日本のアイドルソングも好きでしたけどね。

──すぐに歌手を目指したわけではなかったのですね。

平岡:そうなんです。「歌手になりたい」という気持ちは物心ついたときからありましたが、「才能がない」と言われるのが怖くて、なかなか踏み出せなかったんです。でも、やっぱり諦めきれなくて、22歳のときに思い切ってボーカルスクールに通い始めました。

──ボーカルスクールはどのように選んだのですか?

平岡:自分に合うスクールが分からず、片っ端から調べました。大手も検討しましたが、「小規模の方がしっかり見てもらえそう」と思い、知名度の低かったスクールに通うことにしました。

当時の私は地声で歌うことができず、低い音域でも裏声になってしまうのが悩みだったんです。ところが、先生には「裏声が綺麗だからそのままでいい」と言われ、地声の出し方を教えてもらえなくて。

その後、スクールが大きくなり、別の先生のレッスンを受けることになり、その先生の紹介でロックバンドのバックコーラスの話をもらったんです。

──それがプロとしてのデビューだったのですね!

平岡:バックコーラスがプロの歌手としてのスタートですね。でも、私の歌い方では、生バンドの音に負けてしまうことが発覚して、「地声を出せるようにしてこい」と言われたんです。どう出せばいいのかも分からないまま、がむしゃらに練習しました。

それで、無理やり声を出していたら、地声は出るようになりましたが、今思えば完全に間違ったやり方でした。

プロとしての活動を始めた矢先、無理な発声が原因で声帯ポリープができてしまいました。

──それがのちに喉に負担をかけることに?

平岡:そうです。当時は私も周囲の人たちも知識がなくて、「黙ってりゃ治るよ」なんて言われて、そのまま放置してしまったんですね。

若い頃は体力もあったので、無理をすれば歌えましたが、年齢を重ねるごとに回復が追いつかなくなり、本番を迎えるために「声を温存する」生活になってしまったんです。

練習したいのに、練習すればするほど声が枯れる。本番はなんとか乗り切っても、次の日には声が出ない。そんな不安定な状態が続き、歌うことがどんどん怖くなっていきました。

当時は「こういうものなんだ」と思い込んでいましたが、後になって「間違っていたんだ」と気づいたという感じですね。その答えにたどり着くまでに、ものすごく遠回りをしてしまいました。結果的に、このポリープと40歳まで付き合うことになってしまいました。

ハリウッド式ボイストレーニングに救われ、本格的なボイストレーナーの道へ

──声帯ポリープはその後どうなったのですか?

平岡:ポリープを抱えながらもミュージシャンとして活動していたのですが、40歳のときに声の不調が続き、「もうこれ以上、ごまかせない」と思い、手術を決断しました。

でも、手術をすればすぐに良くなると思っていて、リハビリが必要だということを知らなかったんです。

──手術後の経過はどうでしたか?

平岡:まったく思うように声が出なくて、「これは何かがおかしい」と思いました。それでも、1年後にはミュージカルの仕事が決まっていたので、復帰したんです。

そして、最悪の事態が起きました。まだ完全に回復していない状態で無理な発声をした結果、本番中に突然声が出なくなってしまったんです。

8分間のソロ曲の途中で声が出なくなって、自分も周囲のスタッフもどうすることもできず、ただ時間が過ぎるのを待つしかありませんでした。客席が凍りついているのがわかるくらい、最悪の状況でした。

──大変な経験ですね…….。 その後、声を取り戻すために、どのような行動をされたのですか?

平岡:すぐに耳鼻科を受診しましたが、「疲れているだけ」と言われ、根本的な解決にはなりませんでした。それで、「このままではダメだ」と思い、本気でちゃんとしたボイストレーナーを探すことにしたんです。

でも、どこへ行っても「腹式呼吸を意識して」や「もっと口を開けて歌おう」といった一般的な指導ばかりで、私の問題を解決できるものではありませんでした。

そんな時、知人の紹介でハリウッド式ボイストレーニングを知り、桜田ヒロキ先生のレッスンを受けてみることにしました。

──ハリウッド式ボイストレーニングを受けて、どのような変化がありましたか?

平岡:これまで誰に相談しても「大丈夫」としか言われなかった悩みを、桜田先生は初回のレッスンでピンポイントに指摘してくれたんです。

「これがしんどいよね?」とか、「ここが問題だよね?」と、一つ一つ的確に言い当てられて、やっと「自分の声の悩みを理解してくれる人に出会えた!」と感じて、涙が出そうになりました。

ハリウッド式ボイストレーニングを受けて、それまで信じていた発声法が間違っていたと痛感しましたね。「腹式呼吸を意識する」「口を大きく開ける」といった一般的な指導が、私の声には逆効果だったんです。

「今までの努力は何だったんだろう」とショックを受けましたが、正しいトレーニングを続けることで、確実に声が変わっていくのを実感しました。

無理なく高音が出せるようになり、喉への負担も減り、何より歌うことが怖くなくなったんです。そして、声は正しく鍛えれば、どんどん強くなると確信しました。

──ご自身の経験から学んだことを教えてください。

平岡:声の悩みは、正しい知識を持つ専門家に相談することが大切だと実感しました。喉の違和感を感じたら音声外来へ、発声に問題があるなら専門のトレーナーに相談してください。

私自身、「もう改善できないかも…」と何度も思いましたが、VTのメソッドと出会い、正しいトレーニングを続けることで声を取り戻しました。長年の癖も改善できます。悩んでいる方には、ぜひ一歩踏み出してほしいです。

【正しい発声で未来を変える】プロの声を支えるボイストレーナーの役割

──ボイストレーナーになったきっかけを教えてください。

平岡:劇団四季にいた頃、キャストにレクチャーをする機会があって、それを見ていた先輩に「教えるのがうまい」と勧められたのが最初のきっかけです。

当時は、歌い方やリズムの取り方、表現方法を教えていましたが、VTのメソッドを学んで、発声も含めた本格的な指導ができるようになりました。

──ご自身の経験が、本格的にボイストレーナーを志すきっかけになったのでしょうか?

平岡:私自身、長年声の問題を抱えてきました。ポリープに苦しみながらも、理解してもらえず、「大丈夫」としか言われない孤独感がありました。

その結果、舞台上で声が出なくなるという最悪の事態を経験をしたのですが、あんなに危機的な状況でも、サポートしてくれる現場の専門スタッフがいなかったことがショックだったんですね。

あの経験をして、「同じような悩みを抱える人を助けたい」と強く思うようになりました。私のように間違った指導法で遠回りする人を減らすためにも、正しい発声の知識を広めることが使命だと考えています。

VTのトレーナーとして、自分の体験を活かして、悩んでいる人を支えていきたいと思っています。

──ミュージカル俳優にとってボイストレーナーはどのような存在なのでしょうか。

平岡:
ボイストレーナーは、「声のメンテナンスを支えるパートナー」だと思います。舞台では長期間にわたって同じ役を演じ続けなければなりませんし、役柄によって声の使い方も異なります。

そのため、発声を安定させ、無理のない方法で歌い続けるための指導が不可欠なんです。私も舞台経験があるので、俳優さんが抱える声の悩みを理解しながら、一人ひとりに合ったトレーニングを提供することを心がけています。

──現在はVTのボイストレーナーとして活躍されていますが、どのような生徒さんが多いのでしょうか?

平岡:
ミュージカル俳優やプロの歌手が多いですね。プロの歌手でも、声の悩みは尽きません。特に多いのは「ツアーや公演が続くと声が枯れる」「高音や低音が安定しない」「感情を込めると発声が乱れる」といった問題です。

また、「演出家の指示が理解できず、正解がわからない」「役のキーが自分の音域に合わない」など、より実践的な課題を抱える方もいます。

最近では、海外チームのオーディションに合格した役者さんが「発声スキルを強化」するために、私のもとに来ることもあります。こうした課題に対して、正しい発声を習得することで、安定したパフォーマンスを維持できるよう指導しています。

──「上手に歌うこと」と「安定した声を出すこと」の違いは何でしょうか?

平岡:
音楽的に上手に歌える人は多いですが、発声が安定していないと、声が枯れたり、音程が外れたりして、表現に集中できなくなってしまいます。

特にミュージカルでは、歌いながら演技やダンスをするため、声の安定は不可欠です。声が安定しているからこそ、表現に集中できるんです。

──ボイトレに関係のない質問です。オフの日は何をしていますか?

平岡:
実は、最近フリーダイビング(素潜り)にハマっています。水の中にいると無になれて、余計なことを考えずに済むので、心がとても落ち着きます。

ダイビングは、呼吸とメンタルのコントロールも必要なので、発声にも良い影響があると感じています。昨年は、頻繁に海に潜っていました。自然の流れに身を任せることで、自分自身をリセットできる時間になっていますね。

──最後に、このINTERVIEW記事の読者へ、メッセージをお願いします!

平岡:
「怖がらずに来てください!」ですかね(笑)。私のレッスンでは、本当に必要なことをしっかり伝えます。才能があるのに、「間違った方法で苦しんでいる人」を一人でも多く助けたい。そんな想いで指導しています。

もし、何かしらの悩みを抱えているなら、ぜひ一歩踏み出してみてください!私もいろいろ経験してきたので、ドーンと受け止めます。安心して相談してくださいね。

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