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★ ミュージカル・プロオーディション完全攻略ガイド
オーディション対策 2022.10.31 公開 更新 2026.07.06

ミュージカルでやってしまいがちな歌い方とは

こんにちは!VT Musical Theater インストラクターの三浦優子です。

突然ですが、あなたの好きなミュージカル作品は何ですか?

そう質問された時、「レ・ミゼラブル」と答える方も多いほど人気の高い代表的な作品。
「レ・ミゼラブル」の中でも、特に、ミュージカルが好きな方やこれからミュージカルの世界で活躍したい女性なら一度は歌ったことがあるであろう「オン・マイ・オウン」についてお話したいと思います。

オン・マイ・オウンとは?

「レ・ミゼラブル」は1815年のフランスから始まり、この作品の主役であるジャン・バルジャンと当時の貧しい人々や学生など、彼とその周りの人々の生き様が描かれた作品です。
その中でも人気の高い「オン・マイ・オウン」は登場人物の1人であるエポニーヌがマリウスに叶わぬ想いを寄せている心情を歌っています。
エポニーヌを演じている役者さんによって歌い方に個性があるのもこの曲の魅力だと思います。

感情的な歌を歌うにあたって「やってしまいがちなこと」

この曲をレッスンなどで歌った時、先生からリズムを指摘された経験がある方いらっしゃいませんか。
リズムと言われても、この曲は感情的な歌だし、歌う人によってフレーズの歌い方も違うし、語るように歌っているのに!など思われた方もいらっしゃるのではないかと思います。

中にはこの曲を練習するにあたっていろんな方の「オン・マイ・オウン」を聴いて研究された方もいらっしゃるかと思います。研究するのはとてもいいことですよね!

この歌い手さんのこのフレーズをマネしよう!と私も学生の頃、いろんな方の歌い方を聴いて耳コピして、”良いとこ取り”をした「オン・マイ・オウン」を歌っていました。
譜面は手元にあるものの、歌詞カードくらいの役目にしかなっていませんでした。

「オン・マイ・オウン」のような感情的な歌を歌うにあたって”やってしまいがちなこと”をまさにやっていたのです。

感情を表現することによるリズムの崩れ

おそらくエポニーヌを演じている歌い手さんは、この曲を完成させる過程で、最初は譜面のリズム通り歌っているのではないかと思います。
そして歌い込んだりどんどん役に入っていき感情が吹き込まれていく中で、込み上げる感情や言葉により結果的に「譜面通り歌っていないフレーズ」が生まれているのではないかと考えられます。

この過程を飛ばして耳コピしたり、語るように歌おうと最初からリズムを崩してしまうと、一見感情的に歌っているように思えても、音楽性というところから見るとリズムが取れていない歌い方だと判断されてしまいます。
この曲に限らず、フレーズを崩してもちゃんと歌えている方は本来のリズムより1拍遅らせている、半拍のばしているなど、その曲のリズムを理解した上で歌っています。

感情をたっぷり表現できる曲こそ、譜面通りのリズムで歌うことが大切

「オン・マイ・オウン」のような感情をたっぷり表現できる曲こそ、まずは譜面通りのリズムで歌う練習をしましょう。
そうすると、わざわざリズムを崩すフレーズを作る必要があるのかということもきっと整理されてくるはずです。

最初からフレーズを崩しにかかるのではなく、譜面通りに歌っていく中で、感情の表れによって結果的に”フレーズが崩れてしまった”という方がより自然で個人的には良いと思います。

譜面にはその曲を歌うために必要な答えがちゃんと書いてあります。まずはそのことを理解してしっかり譜面と向き合ってみて下さいね。
そうすることできっとあなただけの「オン・マイ・オウン」を歌うことができますよ。

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