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金子 恭平2026年7月17日 8:19 am

「変な声のNayは、地声で歌うべきですか?」
という質問を頂きました。

Bratty NayやFunny Nayと呼ばれるこのエクササイズをうまくこなせたときは、大部分の音域で声帯振動はM2(裏声)になると言われています。
薄く引き伸ばされた声帯が、無理なく合わさっている状態です。
声帯のすぐ上のスペース(喉頭室)が非常に狭くなることで、キンキンとした高い周波数が生み出され、控えめな声門閉鎖に比して強烈な声の芯が作られます。

息っぽいファルセットに陥らないことが大切で、かつ難しいところでもあります。

お恥ずかしい話ですが、僕自身がVTのボイストレーナーになってからも、最初の2年くらいはこのエクササイズがとても苦手でした。息っぽくない声を実現するために、ほそーい地声を絞り出す感覚で行っていて、「Bratty Nayは苦しいエクササイズだ」と考えていました。

一方、苦しくならないことを優先するあまり、妥協して息っぽいファルセットでばかり練習していたら、現在の発声状態にはたどり着けなかったかもしれません。

「正解の音色」になるべく近い声を、体感にこだわらず出していきましょう。
時には地声、時には裏声に感じていてかまいません。

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