三浦優子2025年10月17日 1:52 pm
【腸腰筋、使えてますか?】
腸腰筋とは、上半身と下半身をつなぐとても大事な筋肉。
背骨から大腿骨につく大腰筋と、骨盤のふちから大腿骨につく腸骨筋を合わせた名前です。
この筋肉がアクティブに働く立ち姿ができていると、
実は「声の立ち上がり」がとてもスムーズになります!
一時期テレビでも話題になりましたよね。
そのときは「もも上げ」で腸腰筋を鍛える方法が紹介されていましたが、
実は立っているだけでも腸腰筋を働かせることができるんです。
ポイントは、
背骨から大腿骨に向かって「張り」を感じるように立つこと。
すると下半身でしっかり床を押せるようになり、
地面反力で上半身がスッと伸びる。
結果的に呼吸がしやすくなり、声も出やすくなります。
逆に腸腰筋が使えていない立ち方は、
上半身がズンと下半身に乗っかるような「抜けた姿勢」。
この状態では、発声に必要な筋肉の動きが鈍くなったり呼吸が浅くなったりします。
腸腰筋を使えていると骨格の位置も整うため、
姿勢が良くなり、発声に関わる筋肉もスムーズに働きます。
「なんだか抜けてる姿勢かも…」と感じる方は、
腸腰筋で立つ意識を持ってみてください。
きっと声の立ち上がりや鳴り方に変化を感じられるはずです✨