三浦優子2025年8月30日 9:19 pm
【息漏れしてしまう方】
歌っていると息が漏れているような声になってしまう場合、
「息」でコントロールしようとするのではなく、声帯や唇で息の流れを調整することが大切です。
なぜなら、呼吸に重要な横隔膜は「吸うとき」にしか能動的に働かず、「吐くとき」に自分でコントロールすることはできないからです。
つまり、息っぽさを改善するには 声帯をしっかり閉じられるようにする訓練 が必要になります。
母音や子音を工夫した発声練習も有効ですが、実はフィジカル(身体づくり)からのアプローチも効果的です。
例えば、スクワットやランジといった全身を使う少しハードなエクササイズ。
特に息漏れしやすい女性は、全身の筋力が少なかったり、筋力があっても声にうまく連動していなかったりするケースがあります。
そこで全身を使う運動を取り入れることで、体幹や呼吸に関わる筋肉がアクティブになり、喉まわりの働きもスムーズに。
結果として声帯を閉じやすくなり、息漏れが改善しやすくなります。
発声でなかなか息漏れが改善されないと感じる方はぜひフィジカルからのアプローチもお試しくださいね♪