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小野貴之2025年8月1日 10:27 am

ー「あなたの芸術性で繋いでください。」

 

レッスンで生徒さんに現状の課題を聞くと「高音が出しづらく、発声を頑張りたい」であったり、「地声と裏声を繋ぐのが苦手で、発声をみてもらいたい」というオーダーは多いです。

そのオーダーへの僕なりの回答や対処プランを用意しながら、「技術だけを追い求めて、芸術性を忘れた声になっていないか?」というポイントを、レッスンでは注意して聴きます。

⭕️ : 理想の歌声が奏でられるように、発声練習をしている

🔺 : 発声練習と歌声が結びついていない

どんな意思がそこに存在するのか、声を聴けばわかるものです。

理想の歌声を探し求めてるからこそ、高音が出しづらいと理想から離れていくだろうし、健康的な発声じゃないと長く歌っていくことができないんですよね。

VTのボイストレーニングは、健康的で"自由な声"を手に入れてもらうために、声の科学の知識を応用しています。でもそれはあくまでも人の心を打つ声を育てるためのものです。

だからこそ、歌うためのボイストレーニングを。

発声練習は単なるエクササイズではなく、練習曲だと思ってみてください。歌詞がない曲。シンプルだからこそ自分の声と向き合えるんですね。

「AH」でも「NAY」でも、理想の声を追い求めて。

「GOO」でも「GEE」でも、例えばたとえば誰かを感動させてください。

「今4番目の音フリップしましたよね、そこは、あなたの芸術性で繋いでください」と言ったことがあります。"歌声"を育てるという観点からも、発声の観点から考えても、これは結構"効く"言葉です。

だって、多くの人が考える"いい声"とは、やはり芸術的なものを指すのだから。

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