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金子 恭平2025年6月24日 2:20 pm

【ストレスによる喉の違和感】

「なにかが喉に詰まっている感じがする」
「つねに喉が締まっている感覚がある」

こうした症状で悩んでいませんか?

まずは耳鼻咽喉科で診察を受けることをお勧めしますが、外的な異常が見られないケースも存在します。

その場合は『咽喉頭異常感症(Globus Pharyngeus)』の可能性があります。
ストレスやトラウマ、心的困難により、喉から胸にかけての異物感や圧迫感を覚える症状です。
 
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そもそも発声への不安が、こうした感覚を作り出しているケースは多いようです。
その場合は技術が向上するにつれ、違和感が解消することに期待できるでしょう。

しかし症状の程度によっては練習効率を大きく下げてしまい、上達どころではなくなってしまう可能性もあります。

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<咽喉頭異常感症が疑われる場合の対策>

リラクゼーション:
 心と体の緊張を解きほぐしましょう。
 深呼吸や瞑想、首や肩周りのストレッチを日常的に取り入れることが効果的といわれています。

喉から意識をそらす:
 喉の違和感に集中するほど、症状は強くなりがちです。
 発声時の意識の焦点を、横隔膜の動きなどに置いてみるのもいいでしょう。

専門家への相談:
 症状が続く場合は、まず耳鼻咽喉科を受診し、器質的な問題の有無を確認しましょう。逆流性食道炎や悪性腫瘍などの可能性もあるのです。
『咽喉頭異常感症』と診断された場合、言語聴覚士による音声治療に取り組むこともあるでしょう。
 ボイストレーニングを続ける許可が出た場合は、内・外喉頭筋の過緊張を引き起こさないトレーニング法をトレーナーとともに模索していきます。

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