三浦優子2025年6月20日 7:07 pm
【声が出やすくなる筋トレのコツ】
普段から筋トレやストレッチをしている方で、
「もっと効率よく声を出したい」
「より楽に良い声で歌えるようになりたい」
と思っている方は、体の使い方にちょっとした工夫を取り入れてみてください!
ポイントは、筋肉の“伸縮性”を大切にすることです。
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◆ たとえば「アームカール」の場合
力こぶ(上腕二頭筋)を鍛えるアームカールでは、
「力こぶにグッと力を入れて、拳を体に引き寄せる」のが一般的なやり方ですよね。
でも、声が出やすい体をつくりたい場合は、
「力を入れて引き寄せる」のではなく、
“肘を伸ばす”という意識に変えてみるのがおすすめです。
※最初は負荷を軽めにしてチャレンジしてみてくださいね!
これは意識の違いではありますが、
このちょっとした変化が、
・「力みやすい筋肉」になるか
・「伸び縮みできる筋肉」になるか
の分かれ道になります。
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◆ 動画では「ランジ」を行っています
動画内では「ランジ(足を前後に開いて腰を落とす動き)」をしていますが、
ただゆっくり腰を落とすのではなく、“弾むような動き”を加えています。
これも筋肉の伸縮性を高めるためのポイントです。
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◆ 伸縮性のある筋肉が声にも影響!
筋肉の伸縮性が高くなることで、日常で使える筋肉になります。
血液は筋肉の伸び縮みによってポンプのように循環しているため、血流が良くなり全身の筋肉が活性化されやすくなります。
それによって、胸郭の動きもスムーズになり、呼吸もしやすくなります。
呼吸がしやすくなることで、声を出すための土台が整い、声も出しやすくなるというわけです。
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普段の筋トレに、ちょっとした意識の変化を取り入れて、
「声が出やすい体づくり」をしてみてください!