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田栗ななえ2025年5月2日 9:11 am

【どんな声で歌うとカッコ良い?! 曲のオケや歌詞から背景を想像してみる】
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なか先生と後輩ちゃんの「Tiger / HANA」を使ったレッスンです。

重量感のある力強さがカッコいいTiger。
レッスンでは、綺麗に歌うというより、地声的なパワー感と重みが聴こえてくるように工夫しています。

では☺︎
なぜこの曲で、この声と歌い方を選ぶとカッコ良いのか。
オケや、歌詞から考察してみようと思います◎

オケで印象的なのが、「ターラッ、ターラッ」の重厚感のある低音のピアノのフレーズです。
虎/タイガーが静かに獲物を狙って近づいているかのようなフレーズが終始繰り返されています。
また別のピアノの、「チャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッ」というフレーズも印象的で、
今にも飛びついて噛みつきそうな、スピード感が生まれそうな緊迫感があります。

歌詞には、
「I am a tiger like(私はタイガーみたいなもの)」や「Cuz I’m tiger(私はタイガー)」とあるので、
「タイガー=私」。
「吠えろ」「噛みついてやる」という歌詞から強い私像(虎/タイガー)が浮かびます。
そんな風にオケや歌詞からイメージを膨らませながら曲を聴いていくと、
どんな声、どんな歌い方を選びたくなるかアイデアが湧いてくるのではないでしょうか。

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今回のなか先生のレッスンでの発声ポイントも、
そんなタイガー像がハマってくるような声の作り方になっています。

今回の発声ポイントは2つ。
①母音の調整
アとエの間の母音にすることで、パワフルに聴こえる地声感をつくっています。

②半音ほど下から声をスタートさせて重量感をプラスする。
※下の音から、完全に押し上げて歌うわけではなく、重量感を残しつつうまく音を移動させることがポイントです☺︎

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