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金子 恭平2025年1月20日 11:38 am

【喉頭の位置をコントロールして音色を変えよう】

声の深さで、歌の印象はガラッと変わりますよね。では声の深さは何によって決まるのでしょう。

答えは共鳴腔の長さです。短い共鳴腔からは高く明るい音、長い共鳴腔からは低く暗い音が出てきます。ソプラノリコーダーとアルトリコーダーの音の違いを思い出してみてください。

歌で共鳴腔の長さを変えるには、喉頭(声帯を収納している軟骨。のど仏)の位置を上げ下げします。喉頭を上げれば、音の発生源(声帯)から音の出口(唇)までの距離は短くなります。つまり音は明るくなるのです。喉頭を下げれば、音は暗くなります。

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下のレッスン動画では、Beforeのスタッフちゃんの歌声が細すぎる印象ですね。明るくて可愛らしい声ですが、もう少し深めの音質のほうが『青と夏』の情緒を表現できそうです。

ヒロキ先生はGowという発音を使ってスタッフちゃんの喉頭を下げています。顎をしっかり落とすほど、喉が上がるのを防いでくれます。

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Afterの声は、より魅力的に聴こえませんか?楽曲の良さも引き立っているように思います。

今回は高い喉を下げる、というレッスンでしたが、声質や楽曲によっては逆もよく行います。

あなたの発声器官は思った以上に多彩な音色を出せます。喉頭の位置をコントロールして、いろいろ試してみてください!

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