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加藤真太郎2024年12月9日 1:38 pm

スタッフちゃんと恭平先生のレッスンです!
高音部→低音部の急激な変化のあるメロディーラインで、ファルセット→地声への切替、着地がスムーズにいかずパンチのない歌唱になってしまっているところからスタートしています。特に女性の軽い声種の方にはこういったことが比較的起こりやすいですし、地声に降りてくるときの母音がイ母音というところもこのタスクの難易度を高めている要因の一つかなと感じます。
【Gee 1オクターブ下降スケール】
エクササイズでファルセット→地声のスムーズな切替を身体に覚えさせていきます。Gの子音をくっつけてあげることで、声門閉鎖を高め地声に降りてきやすくさせてあげているのもポイントかなと思います。
初めは綺麗にグラデーションをつけるように降りてきて、2回目は大袈裟に地声に降りてきているのがわかると思います。このようにして低音側で声をあえて重く歌ってあげることで、歌唱に再度戻ったときに地声に入りやすくしています。コントラストが楽しめる、パンチのある歌唱になっていますね!
【まとめ】
このように歌唱でうまくいかないときに、一つボイトレエクササイズを挟んであげることでハマるケースは往々にしてあります。
この下降スケールエクササイズのやり方として補足しておくと、1回目と2回目のやり方をそれぞれバランスよく行ってあげることが非常に大事かなと考えます。1回目のやり方だけだとパンチは出ないかもだし、2回目のやり方だけでも逆に声に緊張が生まれ、高音〜低音のスムーズな移動がしづらくなる可能性があります。
エクササイズは薬と同じで、正しく用法用量を守ってバランスよく行ってあげることが大切です!

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