レッスン予約
HOME/ ブログ一覧/ 歌の上達/ カラオケ採点で90点を取る方法|高得点のコツを現役ボイストレーナーが解説【選曲・練習法】
歌の上達 2026.07.13 公開

カラオケ採点で90点を取る方法|高得点のコツを現役ボイストレーナーが解説【選曲・練習法】

VT名古屋の加藤真太郎インストラクター

カラオケ採点で「音程は合っているはずなのに、どうしても80点台で止まってしまう」「あと数点で90点に届かない」と悩んでいませんか?
90点の壁を突破する鍵は、「音程」だけではなく「リズムとテンポの正確さ」を揃えることにあります。今回は、ご自身もカラオケに通い詰めて高得点を追求した経験を持つ、VT名古屋スタジオの加藤真太郎インストラクターに、90点突破の具体的なコツと練習法を解説していただきました。

カラオケ採点で90点が取れない? 実は「90点の壁」は難しくない

「音程のバーにはしっかり当てているつもりなのに、なぜかいつも80点台で止まってしまう……」 友人とカラオケに行き、採点機能に挑戦したとき、自分だけ点数が低いとなんだかショックですよね。実はこれ、VTスタッフである私自身がぶつかっている壁なんです。
そこから一人カラオケでこっそり練習を重ねて、86点までは出るようになったものの、あと数点がどうしても届かない……!
そこで今回、VT名古屋スタジオの加藤真太郎インストラクターに、90点突破のコツを聞いてきました。

加藤インストラクターが実際にカラオケ採点で「100点満点」を叩き出した際の画面。


「前回 99.477点」「前々回 99.939点」と、継続して高スコアを出していることが確認できます!

Q. 「90点の壁」は、やっぱり高いのでしょうか?

加藤:「カラオケで90点と聞くと、一見すごく難しそうに聞こえるんですが、実はそんなにハードルとして高くないと思ってます。これが95点になると話はちょっと変わってきますが、90点であれば、そんなに難しく捉える必要はないと思うんです。」

加藤インストラクターによれば、「点が伸びない原因」を理解し、必要な要素を押さえて練習すれば、90点は十分に現実的な目標になるとのこと。
では、80点台で停滞している私(そして多くの皆さん)が見落としている「必要な要素」とは一体何なのでしょうか? まずは、一番のキーポイントを教えてもらいました。

Q. カラオケの採点で90点を突破するために、一番重要なことは何ですか?

加藤:「90点を突破するために重要なことを1つ挙げるとすれば、やはり『音程の正確率』です。 ただ、音程が合っているだけだと、正確率は80%くらいで止まってしまうんです。そこからさらに点数を伸ばすには、テンポが走っていないか、遅れていないか、自分なりに歌いやすいリズムで歌っていないか、という点がすごく大事になってきます。

リズムとテンポがバッチリ合っていることで、正確率が85%、90%へと上がっていくので、音程に加えてテンポやリズムといった『基本的な音楽能力』をトータルで高めていくことも意識してみてください。」

90点の壁を超えるためには、音程とリズム、テンポなどをトータルで考えるのが大事なんですね。さっそく練習してみようと思います!

カラオケ採点の仕組みとは? 点数が上がらない原因と90点に必要な3つの基本

DAMの「精密採点」やJOYSOUNDの「分析採点」など、現在のカラオケ採点機は、 音程・リズム・表現力(抑揚・ビブラート・ロングトーンなど)を複合的に評価 して総合点を出す仕組みになっています。つまり、どれか一つだけが完璧でも、ほかが弱ければ高得点には届かないということです。

カラオケの採点の仕組みを踏まえた上で、「90点突破に必要なポイント」について、加藤インストラクターに教えていただきました。

〈90点突破に必要な3つの基本要素〉

  1. 音程の安定性:音を合わせるだけでなく、揺れずに安定させる
  2. リズム・テンポの正確さ:原曲どおりに歌い、走り・遅れをなくす
  3. ビブラート:基礎が整ったうえでの「加点技術」として使う

それぞれ、加藤インストラクターの解説とあわせて詳しく見ていきましょう。

◆ポイント1|音程は「合わせる」だけでなく「安定させる」

最初の要素は音程です。ここには見落としがちな落とし穴があります。

Q. 音程バーに合っているのに、正確率が80%から上がりません。なぜですか?

加藤:「音程の正確率は非常に重要なんですが、ただ音程が取れている・合っているだけでは、なかなかその正確率(パーセンテージで表示されるもの)が上がっていかないんです。ロングトーンで音が揺れていないか、というところまで採点機は見ているので、まっすぐ音を伸ばせる『安定性』があって初めて、正確率は大きく伸びていきます。」

◆ ポイント2|リズム・テンポの正確さ(見落とされがち)

意外と多くの人が見落としているのが、リズムとテンポです。

Q. リズムやテンポは、採点にどれくらい影響しますか?

加藤:「音程が合っているだけだと、正確率は80%くらいで頭打ち。そこにリズムとテンポの正確さが揃って初めて、85%、90%へと伸びていきます。自己流のリズムにならないように注意してください。原曲のリズム通りに歌えているかがチェックされるので、そこがズレていると正確率というところが実は反映されないんです。」

◆ ポイント3|ビブラートは「加点技術」

歌の上手さの象徴として語られがちなビブラートですが、その位置づけは意外とシンプルです。

Q. ビブラートをかければ、90点に届きますか?

加藤:「ビブラートがかけられれば、もう鬼に金棒。1つの加点技術なので、かけられるなら加点はされていきます。ただ、音程の正確率が合っていなかったり、テンポがずれていたりすると、安定性というところも採点が下がってしまいます。だからまずは音程とリズムを固めること。ビブラートはその土台の上に乗せる仕上げ、というイメージですね 。」

練習すべきポイントがクリアになってきました。まずは音をまっすぐ伸ばすことと、リズムを正確に合わせることから見直してみようと思います!

【実例】84点 → 90点へ!加藤インストラクターの生徒さんのビフォーアフター

「採点結果を一緒に分析する」というレッスンを受けると、実際にどのような変化が現れるのか。加藤インストラクターから、生徒さんの実例を見せていただきました。

歌った曲は同じ back number「恋」。総合得点は 84.360点 → 90.347点(+5.987点)、見事に「90点の壁」を突破しています。

Before/After 比較表

項目 Before(指導前) After(指導後) 変化
総合得点 84.360点 90.347点 +5.987点
音程の正確率 78% 83% +5%
安定性 「震えがち」寄り 「まっすぐ」寄り 改善
ロングトーン上手さ ◆◆◆◆ 大幅改善
リズム やや「タメ」気味 ほぼ中央 改善
ビブラート上手さ ◆◆◆ ◆◆◆◆◆ 改善

 

特に大きく改善したのは、「ロングトーンの上手さ」。まさにポイント1を磨いた結果ですね!一人だと気づきにくい癖や課題も、ボイストレーナーと一緒に改善していけます。「自分の場合はどこが弱いんだろう?」と気になった方は、ぜひ加藤インストラクターのレッスンで聞いてみてください。

加藤インストラクターの初回レッスン予約はこちら

カラオケ採点で高得点が出る選曲のコツ|90点を狙いやすい曲の選び方

◆ テンポがゆっくりな「バラード」がおすすめ

Q. 90点を狙うために、どんな曲を選べばいいですか?

加藤:「全くカラオケで90点を超えたことがないという方には、ある程度テンポがゆっくりで歌い上げられそうな曲、つまりバラード曲が、90点を目指す上でいいと思います。男性であればレミオロメンさんの『3月9日』、女性であれば一青窈さんの『ハナミズキ』とか、そういう感じの曲がピッタリです。」

加藤インストラクターのアドバイス

なぜバラードが良いのかというと、テンポがゆっくりな分、音程にしっかりと意識を向けやすいからです 。メロディのリズムも複雑ではないので、テンポが走ったり遅れたりしにくく、シンプルな構成だからこそ基礎的な要素に集中して練習ができます 。アップテンポで速い曲は音程もリズムも難易度が上がってしまいますから、まずはゆっくりな曲で、基礎をていねいに固めていくのがおすすめですよ 」

◆ サビで「声の良さが出る高さ」を狙う

ただし、注意点もあります。「歌いやすいだけの曲」を選べばいいわけではありません。

Q. 歌いやすければ、どんな曲でも高得点を狙えますか?

加藤:「自分が「歌いやすい」と感じる曲を歌うのはいいのですが、「歌いやすさ」だけだと、その人の声の良さが一曲を通して出しきれない気もします。抑揚の部分が加点されないと思うんです。やはり、サビである程度その人の声の良さが出るような音の高さに入っていく曲だと、しっかり歌い上げることができて、抑揚の加点にもつながってくるのかなと思います。」

◆ カラオケで90点・高得点が取りやすいおすすめ曲【男女別】

選曲のセオリーをふまえて、90点突破を目指す方に取り組みやすい定番のバラードを、男女別にご紹介します。

★は加藤インストラクターおすすめの曲です。まずは自分の声に合う1曲を見つけて、くり返し練習してみましょう。

■ 男性におすすめ

曲名アーティストおすすめポイント
3月9日 ★レミオロメンゆったりしたテンポで音程を合わせやすく、サビで気持ちよく歌い上げられる定番バラード。
少年時代井上陽水メロディがゆるやかで音域も広すぎず、リズムを取りやすい王道曲。
奏(かなで)スキマスイッチメロディがはっきりしていて覚えやすく、サビで声の良さを出しやすい。

■ 女性におすすめ

曲名アーティストおすすめポイント
ハナミズキ ★一青窈ゆっくりとしたテンポで一音ずつていねいに歌え、抑揚もつけやすい人気バラード。
やさしさで溢れるようにJUJUテンポがゆるやかで音程が安定させやすく、サビで歌い上げて加点を狙える。
涙そうそう夏川りみ音域が広すぎず、ゆったり歌えるため音程・リズムを合わせやすい定番曲。

加藤インストラクターからのアドバイス

紹介した曲はあくまで一例です。同じ「ゆっくりめ・音程が取りやすい・サビで声が活きる」バラードであれば、自分の好きな曲・歌い慣れた曲を選ぶのが一番です。サビで自分の声が活きる高さに入る曲を選ぶと、自然と抑揚がつき、加点されやすくなります。もし曲の音域が自分に合わなければ、キーチェンジで調整してOkです。

プロのボイストレーナーが教えるカラオケ採点の上達法・練習方法

もし、独学で伸び悩んでいるなら、90点を突破するためにプロの指導を受けるのも一つの方法です。加藤インストラクターが、実際に高得点を目指す生徒さんにどう向き合っているのか、そのレッスンの流れを紹介します。

◆ STEP1|発声を整える(土台づくり)

加藤:「90点をカラオケで目指していく方と、シンプルに歌が上手くなりたい方とで、レッスンの中でやることが大きく変わるかというと、絶対にそうではなくて。まずは発声を整えてあげること。本当にシンプルな音階を使って発声を整えたり、発声練習をしていく。そこから楽曲を練習するという流れは変わりません。」

高得点狙いでも、歌唱力アップでも、出発点は同じ。まずはシンプルな音階練習で、声の土台を整えるところから始まります。

◆ STEP2|カラオケで「実測」してもらう

ここからが、採点対策ならではのアプローチです。

加藤:「カラオケで高得点を目指す人であれば、実際にカラオケに行ってもらって(VTにはカラオケの機械がないので)、歌っている様子を録音してきてもらったり、採点画面を写真に撮ってきてもらったりします。」
実際の現場で歌ったデータこそ、改善の出発点。録音と採点画面という「リアルな記録」を持ち寄ることで、課題が具体的に見えてきます。

◆ STEP3|採点結果を一緒に分析し、弱点を補強

そして、持ち寄ったデータをもとに、二人三脚で対策を立てていきます。

加藤:「どういう部分で減点されているか、どういうところが伸ばせそうかを一緒に考えていきます。傾向と対策ではないですが、『ビブラートがもう少しかけられるといいんじゃない』とか、『ここのフレーズが音程ずれているから、ここを練習しようか』とか。採点の結果を見たら、わかりやすく対策することができるので。」
採点結果は、いわば「答え合わせ」。どこが弱点かが数値で見えるからこそ、ピンポイントで効率的な練習が可能になります。一人では気づけない癖や課題も、ボイストレーナーの目を通せば明確になります。

カラオケ採点の高得点と「歌が上手い」は違う? その先にある表現

ここまで採点で高得点を取る方法を見てきました。でも、加藤インストラクターが本当に伝えたいのは、その先にある世界です。

◆ ゲーム感覚で点数に挑戦するのは、すごく楽しい

まず前提として、加藤インストラクターは「採点に夢中になる楽しさ」を誰よりも知っています。

加藤:「僕自身、学生の頃からカラオケが大好きで。点数を取れるようにはどうしたらいいんだろうと思って、カラオケに通い詰めて練習してきた人間なんです。本当にカラオケ畑で歌をやってきました。」

100点を目指して一喜一憂する。あの感覚は、まぎれもなくカラオケの醍醐味です。採点というゲームに本気で挑戦するからこそ、音程やリズムの基礎力も自然と磨かれていきます。加藤インストラクターは、点数を追いかけること自体をまったく否定しません。むしろ「いい入口だ」と考えています。そのうえで、点数の先にもう一つの楽しさがあるとのことです。

◆ 採点対策で「基礎能力」は育つ。でも表現力は別物

カラオケ採点で高得点が出せるようになると、次にぶつかるのが「点数は高いのに、なんだか機械的に聞こえる…」「本当に歌が上手い人になるにはどうすればいいんだろう?」という壁です 。
実は、採点機能で点を取ることと、聴く人の心を動かす「表現力」は全く別の領域なのです。

加藤:「音程やリズム、テンポを正確に合わせる、さらにビブラートをかける練習は、基礎的な音楽能力を育てる上で間違いなくプラスになります。ただ、それが音楽的な表現力も育てるかと聞かれたら、ちょっと難しいというか、どうなんだろうなと思う部分があって」

加藤インストラクターは、カラオケ畑で歌を磨いてきた人です。だからこそ、こう続けます。

加藤:「僕もカラオケに通い詰めて、高得点を目指してきたので、実体験に基づいたアドバイスをお届けできます。 壁にぶつかっている方は、ぜひ一度ボイストレーナーの視点に頼ってみてください。そして、90点をクリアするという目標を達成したあとは、『音楽的な表現』というさらに奥深い歌の魅力も、一緒に見つけにいけたら嬉しいです! 」

加藤インストラクターからのアドバイス

僕も今、さらに音楽の視野を広げるためにピアノを習っているのですが、異なる楽器に触れることで『なぜその音がここで必要なのか』という、音楽表現のアプローチの違いを日々実感しています。歌だけに留まらず、様々な角度から音楽そのものに触れ、楽曲の本質を理解していくこと。これが、本物の表現力を身につけるために大切なのだと、自分自身も肌で感じています」

まとめ|カラオケ採点で90点を取るコツ・高得点のポイント

今回は、カラオケで90点を突破するための選曲や練習のコツを加藤真太郎インストラクターに解説してもらいました。ポイントをおさらいしましょう。

  1. 選曲: 自分の音域に合った、テンポが穏やかな曲(バラードなど)を選ぶ
  2. 音程とリズム: ガイドメロディを正確になぞることを最優先する
  3. 加点テクニック: 採点基準を理解し、ビブラートなどの加点要素を意識的に入れる

まずはこの3つを意識して、カラオケでの練習に取り組んでみてください。
採点で90点という数字は、ゴールではなく入口。その先には、「人の心を動かす歌」という、もっと奥深くて楽しい世界が広がっています。カラオケ畑からボイストレーナーになった加藤インストラクターと一緒に、点数をクリアする楽しさも、その先の景色も、ぜひ体験してください!

体験レッスン初回4,000円。
担当加原真太郎インストラクター(VTレッドラベル認定)
VT名古屋スタジオ〒460-0007 名古屋市中区新栄2-1-4 アソルティ新栄6F

体験レッスンの詳細・お申し込み | VT名古屋スタジオページ

この記事の監修者:加藤 真太郎(かとう しんたろう)

VT名古屋スタジオ ボイストレーナー/VTレッドラベル認定

愛知県名古屋市出身。学生時代に三代目J SOUL BROTHERSやEXILEに憧れてボイストレーニングを始め、カラオケに通い詰めて高得点を追求。オーディションへの挑戦や大手スクールでの指導経験を経て、2020年にVTと出会い、2023年に正式にVTチームへ合流。 「カラオケ畑」出身という自身の経験を活かし、採点で高得点を目指す生徒から本格的に歌唱力を磨きたい生徒まで、一人ひとりに寄り添った実践的なレッスンを行う。

▶ プロフィール詳細:VT名古屋スタジオ 加藤真太郎インストラクター紹介ページ

ブログ一覧へ戻る

CONTACT

レッスンをご希望の方はこちらまで。