桜田ヒロキ2026年6月4日 10:47 am
有声破裂音を使ったボイストレーニングは、
声門閉鎖が不安定な人に有効なことがあります。
有声破裂音とは、
・BA
・DA
・GA
のように、
声を伴いながら一度口の中で閉鎖を作り、その後に母音へつなげる子音です。
ボイトレでは、
・BA BA BA
・GA GA GA
・BUB BUB BUB
・GUG GUG GUG
のように使うことがあります。
特に、
・声が息っぽくなりやすい人、
・声の立ち上がりが不安定な人
には、有効な場合があります。
ボイストレーニングでは、母音だけで発声するよりも、子音をつけた方が声の入り方を作りやすいことがあります。
有声破裂音では、一度口腔内で閉鎖を作り、その後に母音へ移行します。
このとき、母音の出だしに瞬間的なエネルギーが生まれやすく、声の立ち上がりを助けることがあります。
つまり子音は、単なる発音ではなく、オンセットのデザイナーとして使えます。
研究でも、子音の狭めや閉鎖の度合いによって、発声の強さや声帯接触の状態が変わることが示されています。
つまり、どの子音を使うかによって、その後の母音の出方や、声の立ち上がりが変わる可能性があります。
だから、BAやGAのような有声破裂音を使うことには、単なる経験則だけではなく、音声学的な根拠もあると考えられます。
ポイントは、短く使うことです。
桜田が実際に「ガッガッ」と短く発音したとき、母音の長さを確認すると、おおよそ0.2秒程度でした。
つまり、かなり短い時間の中で、子音から母音への立ち上がりを何度も練習していることになります。
声門閉鎖が不安定な人には、長く伸ばすよりも、短く
・BA BA BA
・GA GA GA
・BUB BUB BUB
・GUG GUG GUG
のように使う方が合う場合があります。
ただし、強くやりすぎると、押しすぎや過緊張につながることもあります。
目的は、強く声帯閉じる事ではなく、安定した声の立ち上がりを作ることです。