金子 恭平2026年4月2日 9:00 am
【息漏れは呼吸の問題か?】
レッスン中に息漏れを指摘されたことはありますか?
「声が息っぽい」と言われると、みなさん息を吐きすぎないようにと意識しがちです。
しかし、息漏れはどちらかというと声門閉鎖の不足、つまりフタがきちんと閉じていないことが原因であるケースが多いのです。
声帯を閉じる作業は、「肥厚」と「内転」という運動によって行われます。
それぞれにアプローチするエクササイズをご紹介しますね。
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▼声帯を太らせる「肥厚」を鍛えるエクササイズ
快適な地声音域で、「Buh Buh Buh Buh Buh(バッバッバッバッバ)」とスタッカートで歌います。
息っぽい声でも細い声でもなく、山崎育三郎さんのようなふくよかで美しい地声を意識してください。
唇を強く閉じて、B子音をしっかり発音しましょう。
これを繰り返すと、肥厚を作る『甲状披裂筋(TA)』が鍛えられます。
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▼声帯を後ろから閉じる「内転」を鍛えるエクササイズ
快適な地声音域で、「Keh Keh Keh Keh Keh(ケッケッケッケッケ)」とスタッカートで歌います。
スポンジボブのような薄っぺらい声を意識してください。
変な声であればあるほど良いです。息っぽくならないよう注意しましょうね。
この繰り返しで、内転を作る『外側輪状披裂筋(LCA)』が鍛えられます。
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息漏れ改善が課題の方は、上記のエクササイズを普段の歌練習や発声練習に加えてみてください!