桜田ヒロキ2026年3月22日 12:18 am
ボイストレーナーさん。
生徒の声が緊張で硬いとき、どうしていますか?
「声の緊張が強い」
「コントロールが難しい」
「歌うと苦しそうになる」
こういうケース、現場でよくあります。
そんなときに、僕がよく使う“ほぼ確実に効く魔法の言葉”があります。
それが
「20%だけボリュームを下げてみて」です。
実際に20%でなくても大丈夫です。
ほんの少し、少しだけ下げる。
これだけで多くの場合、声の緊張が一気に抜けて、音色が改善します。
多くの生徒は音量を出すために「呼気を出しすぎている」からです。
無意識に必要以上のボリュームを出していて、その結果、声帯や周辺の緊張が高まりコントロールが難しくなっています。
少しだけボリュームを下げることで過剰な力みが取れて、声が整理されます。
面白いのはここで、実際には音量はあまり下がらず“緊張だけが下がる”ケースが多いことです。
つまり労力だけが20〜30%下がり、声はむしろ効率的になります。
結果として音色・コントロール・歌いやすさが一気に改善します。
そしてリスナーは、この「無理している声」を意外と敏感に感じ取ります。
苦しそうな声は、それだけで音色の評価を下げてしまいます。
だからこそ僕たちが思っている以上に「声の緊張を取ること」は重要です。
まずは一度「20%下げてみてください」
この一言、かなり使えます。